キヤノンの電卓が50周年アルミボディーの高品質記念モデルが登場

2014年09月18日 13時30分更新

　　キヤノンの電卓が歴史的な50周年を迎えました。50周年を記念した特別モデル『KS-50TH』が登場。100台限定で販売となります。

キヤノン50周年記念電卓『KS-50TH』

　50周年記念電卓『KS-50TH』は高級感あるアルミボディー。シャンパンゴールドの上質な色合いと50周年記念マークをレーザー印刷したデザインが特徴です。キヤノンのハイエンド電卓に搭載する3キー早打ち機能を装備し、液晶は12桁の大型表示と実用性も兼ね揃えています。キヤノンの電卓発売50周年の歩みを記したオリジナルブックレットが同梱。

　キヤノンが電卓事業に参入した1964年は、東京オリンピックが開催、東海道新幹線が開業と日本にとって大きな節目となった年。当時キヤノンが発売した初代の電卓『キヤノーラ130』は、今と変わらないテンキーを搭載する世界初の電卓モデルとして注目を集めました。

世界初のテンキー式電卓『キヤノーラ130』

　初期の電卓は今では考えられない大型筐体で、『キヤノーラ130』の重量はなんと18キログラム。価格はサラリーマンの初任給が1万円台だった当時にして39万5000円と、信じられないほどの高級品でした。
　1960年台後半から当初の機械式からIC式に切り替えることで電卓は劇的に小型化が進み、現在のように小型でかつシンプルで機能的な電卓の姿へと完成されていったようです。

　キヤノンの電卓で目を引くのは、ほかのデジタルガジェットとコラボした変わり種電卓。

マウス型PCテンキー電卓『LS-100TKM』

　PCのマウスの蓋をパカッと開けると電卓としても活用できるというユニークなモデル。残念ながら現在は生産終了しています。

ビジネスサポートツール『X Mark I Presenter』

　一見、電卓から光が放たれているようですが、こちらはレーザーポインターとコラボした電卓。レーザーポインターと、タイマー、スライド送り機能を持ち合わせた電卓で、プレゼンなどビジネスの様々なシーンをサポートするアイテム。実売価格7500円前後で発売中です。

国際的なデザイン賞を受賞した『X Mark II』

　もちろん、変わり種だけではなく正統派の電卓も高い評価を得ています。『X Mark II』はエコロジーかつ優れた多耐久性という画期的なコンセプトにおいてつくられた電卓で、5列のキーが美しく配列された調和のとれたデザインが国際的な賞を受賞しています。

キヤノンの電卓の最高峰『BS-2200TG』

　現在販売されているキヤノンの電卓の最高峰のひとつが『BS-2200TG』。電卓上級者が納得する耐久性と操作性。キーが軽くかつ打刻音が少ないのでストレスなく高速入力ができます。こちらは実売価格5500円前後で販売中です。

　半世紀を得て、より機能的にそして美しく進化したキヤノンの電卓。繰り返しになりますが、記念的なマークがレーザー印刷された50周年限定モデル『KS-50TH』には、キヤノンの電卓発売50周年の歩みを記したオリジナルブックレットが同梱され、キヤノンの電卓の歴史を振り返ることができます。『KS-50TH』は初代の『キヤノーラ130』が発売された日である10月20日よりオンライン限定、100台限定で発売されます。