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iPhone6とiPhone6 Plusはコミュニケーションが楽しくなるデバイスだった

2014年09月17日 16時15分更新

 iPhoneほど機種変更した初日から身体に馴染むスマホも珍しい。今回、iPhone6を使い始めてからというもの、全く違和感を抱くことなく、すぐにしっくりくる使い心地となってしまった。まるで何カ月も使い続けている感じすらする。

iPhone6/6 Plus

 iPhone6は、4.7インチと大画面化したが側面が丸みを帯び、薄くなったことでiPhone5sを使っていたユーザーでも持ちやすいと感じるのだ。

iPhone6/6 Plus

 一方、iPhone6 Plusに関しては正直言って、片手操作が難しいと思えるほど大きい。世界的に見れば、ファブレットの需要が増しており、5.5インチクラスも人気だが、電車通勤者が多い日本市場ではちょっと大きすぎる感がある。予約などではiPhone6 Plusのほうが人気のようだが、実際の端末を店頭でチェックしてから購入すべきか判断したほうがいいだろう。

iPhone6/6 Plus

 本体サイズの大きさは気になるが、やはり5.5インチという大画面はかなり魅力だ。映画などを観ても没入感があるし、文字の多いウェブコンテンツでも閲覧性はかなり高い。スマホと7インチクラスのタブレットを併用しているような人は、iPhone6 Plusに一本化するというのも悪くないだろう。

iPhone6/6 Plus

 個人的にiPhone6/6 Plusで期待したいのがコミュニケーション系の機能だ。iMessageでは、片手で簡単にボイスメッセージや動画、静止画が一発で送れるようになった。LINEやFacebookメッセンジャーでもボイスメッセージなどは送れるが、サブメニューから呼び出したりと面倒くさい。その点、iPhone6/6 Plusは、テキスト入力、画像送信、ボイスメッセージ送信が横並びで表示されているので、会話に応じて、すぐに選べるのが便利なのだ。簡単に送れてしまうので、間違って送信する心配もありそうだが、慣れればかなりサクサク楽しく会話できそうだ。

iPhone6/6 Plus

 もうひとつ、待ち遠しいのがVoLTEの開始だ。発売直後からiPhone6/6 Plusユーザーは爆発的に増えるだろうから、これで3キャリアでVoLTEが始まれば、一気に高音質で会話できる相手が増えることは間違いない。

iPhone6

 これまでもドコモでVoLTEが始まっており、すでに対応機種を持っていたものの、相手が対応機種ではないため、あまりVoLTEの恩恵を受けられずにいた。iPhone6/6 Plusの登場により、VoLTEも一気にメジャーな存在になりそうだ。

iPhone6

 また、同じWiFiネットワーク内にあれば、iPhoneで着信した電話をOS X Yosemiteの入ったMacやiOS8の入ったiPad、iPhoneでも受けられる。

 実際に試してみると、iPhone6だけでなく、対応機種が一斉に鳴ってビックリしたほどだ。しかし、ベッドルームで充電しているiPhoneの着信を、リビングにあるiPadでも受けられるようになるというのは意外に利便性が高いかもしれない。iPhone6/6 Plusは持ち歩いた初日から満足度の高いスマホといえるのだ。

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