ソフトバンクはiPhone6に関する発表会を開催。iPhone6、6 Plusユーザー、またスプリントネットワーク対応スマートフォン向けに、9月19日から米国への電話が0円かけ放題になる『アメリカ放題』プランを提供すると発表しました。こちらは、米スプリント・コーポレーションの回線を使ったサービスとなります。なお、サービス開始当初は通信量は無制限となっていますが、今後は上限容量が設定される可能性があるとのこと。
『アメリカ放題』は、月額980円のところ、サービス開始記念キャンペーン(終了時期未定)として、iPhone6、6 Plusユーザーへ無料(申し込み不要)で提供を開始。キャンペーン終了後も、スマ放題データ定額パック(5GB以上)については、無料(別途申し込み不要)で提供される予定です。
↑ソフトバンク宮内氏登壇。 |
↑iPhone6、plusでアメリカ、ハワイ向けに電話、ネットし放題のプラン。ただし、アラスカなどの一部地域では非対応。 |
↑国内と同じ金額で音声通話とデータ通信が利用できるというもの。 |
↑一般的な国際通話料金例。 |
↑ハワイで1週間、1日5分の音声通話とパケット通信をした場合の例。約1万9000円ほどかかるところが、『アメリカ放題』で0円に。 |
↑ニューヨーク出張に30日間言った場合の例。約7万5000円かかるところ、0円に。 |
↑最初は3Gからスタート、LTEは年内開始。 |
質疑応答では、iPhone5などの対応を聞かれたものの、技術的な理由で対応できなかったと回答。スプリント回線を快適に使ってもらうために6、6 Plusのみ対応したとのことです。また、あくまでもオプション扱いのため、違約金は発生せず、月単位で利用することも可能です。
海外旅行に行く際、高額請求を防ぐため、これまでデータローミング機能を必ずOFFにするといった対策をとる必要がありましたが、アメリカ、ハワイでは日本で使っている設定のまま、気にせず利用しても問題ないとのことです。これはなかなか嬉しい機能ですね。
↑お父さんも誇らしげです。 |
キャリアアグリゲーションの対応についてに質問が及ぶと、ルーターは発売と同時にスタートするが、iPhone6はTD-LTEのCAは非対応と回答。対応エリアそのものもそれほど広くないため、大きな発表はしておらず、今後については順次対応予定としました。
気になる150Mbps対応については、900MHzのLTE対応と同時に順次対応していく予定とのことです。
スカイプやLINEが使われている中で、需要があるのか? といった質問に対しては、「もちろんはじまってみないと、どの位のユーザーが使うかわからない」とした上で、「スマホで今イチバン使われているのは“データのし放題”なので、そういった意味では需要はある」と回答。通話に関しても、日本にいる感覚で電話できるのは大きなアドバンテージであると答えました。
発表会場では、他社からの乗り換えで最大4万3200円得する下取りプログラムも紹介。こちらは9月19日~10月31日までの期間限定となります。
↑乗り換え下取りプログラムも紹介。 |
↑ドコモとauから乗り換えた場合の例。Galaxy S5やXperia Z2からソフトバンクの6に乗り換えると、同じキャリア内で機種変更した場合よりも4万円以上お得になるといった試算。 |
↑12月14日までは実質負担0円となる『タダで機種変更キャンペーン』も。 |
↑ソフトバンクから他社へ乗り換えた場合より、ソフトバンク内で機種変更した場合のほうがお得。 |
既報のソフトバンク乗り換えキャンペーンに関しては、こちらの記事でまとめています。
↑最後に、ソフトバンクは基地局の多さ、対応周波数、WiFiスポット数、ビッグデータによる下り実行速度の速さを強調しました。 |
(2014.9.17 15:00追記)『アメリカ放題』で利用できるデータ通信量の制限について加筆しました。
■関連サイト
ソフトバンクモバイル
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