ソニーの発表会では期待の新フルサイズカメラやAマウントの上位機、フルサイズコンパクトの後継機(RX1のズーム搭載とか3600万画素とかね)は一切発表されず、ややガッカリぎみのNEXファンだったのだが、開発中のEマウントのフルサイズ用レンズ(つまりα7用です)が6本明らかとなった。
製品として発表されたのは既報の『Vario-Tessar T*FE16-35mm F4 ZA OSS』と、プロ用4KビデオカメラPXW-FS7のための電動ズームレンズ『FE PZ 28-135mm F4 G OSS』の2本。
新製品レンズはこの6本だっ!!
Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
ついに出ました35ミリF1.4というわけで、それもツアイスおたくならみんな欲しくなるディスタゴンでござる。大きくて長さもけっこうあるので、レンズがたくさん詰まっていて重くて高そうですね。2015年3月発売予定。
FE 90mm F2.8 Macro G OSS
当然マクロも必要不可欠ですよね。こちらは伝統のGレンズで手振れ補正内蔵でフィギュアとか撮るなら必携でござる。これも2015年3月発売予定。
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
広角端が24ミリと広角寄りな10倍ズームレンズで、手振れ補正内蔵です。取材にはもってこいですが重さはどうなんでしょうか。最初にこれ買っちゃうとレンズ集めの楽しさが味わえないのが難点ですね。お手軽系の望遠ズームでもよかったような。2015年2月発売予定。
FE 28mm F2
16mm Fisheye Converter
21mm Ultra Wide Converter
2種類のワイドコンバーターが付けられる28ミリレンズも登場です。これ、なんか既視感がありますよね。NEXの初期に出たE16ミリF2.8と専用のウルトラワイドコンバーターEUC1[0.75倍]とフィッシュアイコンバーターECF1(0.62倍)を思い出します。全部そろえた時のお値段が心配ですね。ふつうに16ミリのフィッシュアイと21ミリの単焦点を出してくれたほうが、αオタクとしては萌えるような気もしますが……こちらは2015年3月発売です。
というわけで、新しいEマウントフルサイズレンズのロードマップはこうなります。コンバーターをそれぞれ1本と数えているのがちょっとナニですが、α7ユーザーにはうれしいですね。というかAPS-CのNEXラヴァーとしては、もう新レンズは出ないのかなーと悲しい気持ちになりますが。α7に乗り換えなさいというメッセージですかね……。
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