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子育てに朗報『やる気ボタン』は一発でイヤイヤ期の子供をやる気にさせた!!

2014年09月07日 14時30分更新

やる気ボタン

 4歳と2歳の息子がいるいーじまです。さて、今回は8月21日に発売されたタカラトミーアーツの『やる気ボタン』(実売3200円前後)のリリースを見て、何でも嫌と言っていうことの聞かない息子を、ほんとにやる気にさせられるのか実際に試してみた。

 本体は直径14センチほどのひまわり型デザイン。周りにやる気にさせる項目ボタンと時間設定ボタン、センターの大きなボタンが基本決定になっている。単4型乾電池3本で動作。背面にスイッチがあり、音の大きさを2段階設定できる。

 さっそく、おかたづけモードを4歳児に試してみた。最初の設定は親が子供に聞いて行なうという設定らしいが、なんでもボタンを押したい4歳児。全部自分で押さないと気がすまないようだ。まずは、何分でおかたづけするか時間設定。最長は10分。その次に作戦タイムとして、どうかだづけるか相談。そして、やる気チャージ。真ん中のボタンを押すごとに「頑張れ!」「すてきだね」「がんばれ」など鼓舞してやる気を起こさせる。あとは、軽快な音楽に合わせておかたづけがスタートする。終了したら真ん中のボタンを押せば褒め言葉がもらえる。

やる気ボタン
自ら時間設定をする息子。いつも時計を見ては時間を気にしているので、どのくらいでやるという設定は、息子にとってやる気にさせる一つのポイントでもある。

 うちの息子は、時間設定で長めの設定をする。どう見ても3分もあればできるものを7分としたり。時間内でできないと嫌なんだろう。マージンをかなり取る性格のようだ。次の相談は、やらない(笑)。というか、自分で押しているからそれを飛ばしてやる気チャージになってしまう。そのやる気チャージは、押すごとにメッセージも変わるので、だんだんとやる気になっていくようだ。そして音楽が流れ始めると、いつも「片付けなさい」といっても全くやらないか、ダレダレ状態でなかなか進まないのが、嘘のように片付けだした! そしてあっという間におかたづけ終了。時間経過もちゃんと言ってくれるので残り時間の目安もわかる。

やる気ボタン
やる気チャージ中。押すたびに、なんとなくやる気が湧いているようだ。
やる気ボタン
散らかしたトランプをおかたづけ。
やる気ボタン
テキパキやる。普段からこうあってほしい。

 おきがえモードも同様。「5分とかかからないだろ」と思いつつも、自分一人で着替えてくれるから、大助かりである。ちなみに、設定時間が迫ると、10秒前からカウントダウンし0になると音楽は終了。それでも終わらず、作業完了して真ん中のボタンを押すと、「よくできたねぇ~」と、おほめの言葉がもらえる。ほかのおもちゃでは、できなかったとき「ざんね~ん」とか「違うよ」とか言ったりするけど、ほめる子育てを提唱する江藤真規先生が監修しているだけあり、そんな言葉はいっさいでない。

やる気ボタン
お着替えするためにチャージ中。
やる気ボタン
汗をかいたTシャツをまず脱いで……。
やる気ボタン
新しいTシャツに着替える。
やる気ボタン
終了したら即ボタン押し。5分設定にしたけど、30秒ほどで終了。息子よ、どんだけマージン取るんだ。

 はみがきは、ガイドソングが流れて磨きかたと磨く歯を言ってくれる。こちらはやる気チャージとか時間設定がないので、その点で言うと息子の反応は今一歩だし、歌の通り磨くことはできないが、「歯みがきをする」というやる気にさせてはくれるのでありがたい。

 収録してある声の主は、渡辺満里奈さん。おニャン子クラブ世代の私にとっては、かつていっぱいCD買ったなぁとか思いつつ、声を聞いていると、ちょいと癒やされる。

 ということで、このやる気ボタン。やる気度は個人差があると思うが、うちの息子は「このボタンを使う~」とせがんだりするので、思った以上にやる気にさせていると思う。ただ、飽きる前に自主性を身につけさせなければならないという課題もある。やる気ボタンの力を借りて、ほめる子育て方法を学ぶという、親も“やる気”を出さなければならないかなと思った。イヤイヤ期の子供を抱えて悩んでいる親は、この『やる気ボタン』を試してみるといいかも。

やる気ボタン
ボタンを押す行為が好きだから、やる気が必要ないときでもこの状態だったり。

※9/8 14:00 誤字脱字修正

■関連サイト
タカラトミーアーツ『やる気ボタン』

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