カールツァイス『Loxia』ソニー『α7』向けマニュアルフォーカスレンズを発表

2014年09月02日 22時15分更新

　カールツァイスは、ソニーの35ミリフルサイズセンサーを搭載する『α7』や『α7R』、『α7S』向けのレンズを発表した。Eマウント向けのマニュアルフォーカスレンズの新ラインアップ。

　センサーやEVFなどデジタル向けに最適化されており、焦点距離や絞りリング、被写界深度の目盛りも装備。クリックストップを無効にする“DeClick（デクリック）”機能を備える。このデクリックを使うことで絞りがスムーズに操作でき、不自然な段階的な露出を避けることが可能となる。

Loxia 2/35
●1299ドル（日本円で13万6000円前後）
●2014年末発売予定

　35ミリ換算で35ミリ。街中や風景を撮るのに向く。レンズは6群9枚の構成で、Biogonをベースにつくられた。

●おもなスペック
焦点距離　35ミリ
絞り　F2
マウント　Eマウント
最短撮影距離　30センチ
サイズ（直径×長さ）62.1×59.2mm
重さ　340g

Loxia 2/50
●949ドル（日本円で10万円前後）
●2014年10月発売予定

　35ミリ換算で50ミリ。旅行写真、人物撮影に向く。4群6枚のレンズ構成。

●おもなスペック
焦点距離　50ミリ
絞り　F2
マウント　Eマウント
最短撮影距離　45センチ
サイズ（直径×長さ）62.1×59.2mm
重さ　320g

　日本での価格、発売日は未定。両レンズとも9月16日からドイツで開催する“フォトキナ”で一般公開を予定。

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