■子供向けでも高スペックな本格派タブレット!
2013年4月、トイザらスから発売された子供向けの専用タブレット『MEEP!』。使用時間の設定や遠隔操作などができるペアレンタルコントロール機能が話題になりましたが、2014年8月6日には最新モデルの『MEEP!X2』が登場!! しかもデュアルコアCPU搭載と、本格的なスペックです。
『MEEP!X2』 |
専用のシリコンカバーと本体。本体は鮮やかなオレンジで、子供も持ちやすい大きさと形になっています。
カバーをつけても操作しやすい |
↑シリコンカバーで本体をガード。側面上に電源ボタン、下にマイクロHDMI/USBなどのポートを備えています。 |
スマホやタブレットを普段から身近に見ている子供たちは、このキッズタブレットを果たしてどう扱うのでしょうか? というわけで、1年半前に『MEEP!』を遊んだ息子に、今回は最新の『MEEP!X2』(以下X2)を渡してみました。
受け取って、なんの躊躇もなく画面をタップし出す息子。このへんはスマホ世代のもはや勘みたいなものですね。(赤ちゃん時代はテレビの画面をタップしてたし……)。
「あ、げーむだ」と、さっそく“ゲーム”と書かれたメニューを見つけたようです。その中のひとつのゲームで遊びだしました。X2にプリインストールされているゲームやアプリ類は約30本。あらかじめ知育アプリやカメラアプリ、ゲームなどが入っており、即遊べます。日本語対応のものは数本ですが、ゲームだと文字が英語でもあまり気にならないようです。
「これ、どうやるの?」と息子が興味を示したのは、『Rapid Toss』というゲーム。
ゴミ箱にゴミを投げ入れていくだけの、シンプルながら定番のミニゲームです。左右から強弱のついた風が吹いているので、風の向きを考えながらゴミを投げなくてはなりません。これがなかなかおもしろいらしく、「ほっ!」「よっ!」とか、謎の掛け声とともに夢中で遊んでいました。
■専用ストアでゲームやアプリを購入
ちなみに、『Rapid Toss』というゲームは最初からX2に入っていたものではなく、専用の『MEEP!ストア』からダウンロードした体験版です。 MEEP!ストアには、厳選された子供向けのアプリやゲームが並んでおり、購入には専用のMEEPコインが必要です。このコインは別途、保護者がペアレンタル設定の画面にログインしてコインを購入し、登録してある子供のMEEP!用アカウントに渡して初めて使えるようになります。この辺の管理は徹底しており、子供が無制限にアプリなどを購入できないようになっています。
『MEEP!ストア』 |
↑アプリやゲーム、Eブックスなどが購入できる専用ストア。 |
MEEPコインは保護者専用サイトから購入 |
↑MEEP!本体やスマホのアプリ画面からでは購入不可。PC版のブラウザーで、保護者向けの専用管理サイトにログインすると、MEEPコインが購入できるようになります。 |
■意外に便利なX2のコダワリ仕様
ところで、このX2。前モデルから変わった点といえば、メニュー画面が見やすくなったこと、本体のスペックが向上した点が挙げられます。また、ペアレンタル機能もより使いやすくカスタマイズされていました。
コンテンツごとのメニュー画面 |
↑音楽、動画、ゲーム&アプリと、コンテンツごとに色分けされたメニュー。 |
そして、もうひとつ気になっていたのがココ。
専用のカラビナ |
専用カバーの左上には、カラビナが付いているんですね。これ、最初見たときは、正直「邪魔じゃないかな……」なんて思っていたんですが、実はとっても便利なことに気付きました。
子供が持ってみると……!? |
子供の左手に注目! なんとカラビナを持ってプレーしてます。個人差はあるかと思いますが、子供の手にはこのカラビナが持ちやすく、意外に安定するらしいのです。カバンに取りつけて盗難防止対策をするといった以外にも、ふだんの使用で役立ちそうです。
このほか、MEEP!シリーズの特徴としては、ボリュームの物理ボタンがありません。これは子供が誤って操作して大きな音を出したりしないよう、設計段階で配慮されているからです。というわけで、X2でもボリューム調整は、画面左下にあるボリュームのアイコンをタッチして行ないます。MEEP!シリーズの優れた点は、こうしたハードの設計から子供の使用を考えて細かい点まで配慮して作られているところにあると思います
ボリューム調整 |
↑ボリュームアイコンは左下のミスタッチしづらい位置に配置されています。 |
■保護者も安心なペアレンタルコントロール
MEEP!シリーズのもうひとつのこだわりが、強力なペアレンタルコントロール機能。このX2でもその機能は健在で、ゲームやアプリ、動画、ブラウザーなど、コンテンツごとの制限を細かく設定できます。
セキュリティレベルを設定 |
↑高・低・カスタムと、3種類のセキュリティレベルが選べる。 |
利用時間制限は、15分や1時間、無制限など9段階から選べます。前モデルでは、いつ、どのアプリや機能を使ったといった細かい履歴までチェックできたのですが、X2では履歴の機能がなくなっていました。まあ、我が家はそこまで監視していないので、いいかなぁという気もしますが。
■子供を守るためのひとつの選択
現代は、ゲームやネットへの中毒性、チャットやネットでのいじめといった、デジタルやインターネットにまつわる危険性が問題視されています。親としても、子供にスマホやタブレットなどのデジタルガジェットを持たせるべきか、どのように使わせるべきか迷うところではあります。
そんな時、子供が初めて持つデジタルガジェットとして、ペアレンタル機能搭載のキッズタブレットを候補として考えてみるのもアリでしょう。なんといっても、子供が安全に遊べるのが一番大切! ガジェットと上手につきあい、デジタルやネットを便利に活用していきたいものですね。
MEEP!X2の主なスベック
CPU Cortex-A9 dual core
OS:Android4.2.2
メモリー Flash ROM4GB、RAM 1GB
ディスプレー 7インチ(800×480ドット)
カメラ イン30万/アウト200万画素
OS Android4.2.2
外部出力 Bluetooth4.0対応、マイクロHDMI、microSDカードスロット(32GB)
●関連サイト
・MEEP!X2(公式)
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