日本マイクロソフトは、8月28日、Windowsのセキュリティ更新プログラム KB2993651 を公開した。セキュリティーの最大深刻度は全エディションのWindowsで“重要”レベルとされ、Windows Update経由などからダウンロードできる。
こちらは8月13日に公開したWindows更新プログラム KB2982791 が原因で、一部のPCが正常に動作しなくなる場合がある問題に対しての修正ぶんが含まれている。更新する前に、問題のKB2982791を事前にアンインストールする必要はないとのこと。
基本的にはWindows Update経由で自動配信・更新されるが、自動更新を切っているユーザーは自身でアップデートする必要がある。現在、何のトラブルが起きていない端末でも、即座にアップデートすることをオススメする。
以下、日本のセキュリティチームBlogより抜粋。
■ よくある質問
Q. 古い更新プログラム 2982791 のインストール後、問題は発生していないため、アンインストールを行っていません。新しい更新プログラム 2993651 をインストールする必要はありますか ?
A. はい、新しい更新プログラムをインストールしてください。
Q. 古い更新プログラム 2982791 のアンインストールを行っていませんが、新しい更新プログラムのインストール前に古い更新プログラムをアンインストールする必要がありますか ?
A. 新しい更新プログラム 2993651 は、古い更新プログラム 2982791 が置き換えたファイルを上書きします。よって、事前に 2982791 アンインストールする必要はありません。しかし、以下の問題が発生する可能性を考慮して、マイクロソフトでは、新しい更新プログラムをインストールする前に、古い更新プログラムをアンインストールすることを推奨しています。
・[コントロール パネル] の [インストールされた更新プログラム] の一覧に更新プログラム 2982791が表示されたままになる。
・新しい更新プログラムをインストールし、再起動が完了するまでの間に、サポート技術情報 2982791 で説明される問題が発生し、コンピューターの起動が困難になる可能性がある。
Q. すでに古い更新プログラム 2982791 はアンインストールしていますが、新しい更新プログラムは配信されますか ?
A. はい、新しい更新プログラムは配信されます。
Q. 新しい更新プログラム2993651は、MS14-045 で説明されている脆弱性の対処を含んでいますか?
A. はい、含んでいます。MS14-045 で説明されている脆弱性の対処を行うために、新しい更新プログラム2993651をインストールしてください。
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