週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

LGが世界初の円形有機ELディスプレーを備えたスマートウオッチを発表

2014年08月28日 15時30分更新

LG_G_WATCH_R

 みなさん、こんにちは。MacPeople/週刊アスキーを絶賛兼務中の吉田でございます。さて私が書くのもなんなんですが、韓国LGエレクトロニクスが、世界初となる円形でプラスチック製のOLED(有機ELディスプレー)を採用したAndroid Wear対応のスマートウオッチ『LG G Watch R』を発表しましたよ。来週に開催されるIFA2014で披露される予定です。

LG_G_WATCH_R
一見するとフツーの時計に見えますが、文字盤部分は液晶モニターです。

 1.3インチの有機ELディスプレーを備え、液晶(文字盤)部分は日光下でもクリアに見えるとのことです。搭載するプロセッサーはクアルコムの1.2GHzのSnapdragon 400。メモリー容量は512MBでストレージ容量は4GB、バッテリー容量は410mAhとなっています。防じん・防水はIP67準拠で、水深1メートルに沈めても30分間は駆動します。

LG_G_WATCH_R
液晶はステンレス製のフレームで固定されています。レザーストラップは着脱可能。

 ディスプレーの周囲はステンレスのフレームで覆われているほか、付属の子牛の皮(カーフスキン)を使ったストラップは着脱可能なので、発売後にはさまざまなストラップが登場するかもしれませんね。

LG_G_WATCH_R
スーツと着ていて違和感ないですね(男性だと)

 Android Wear用のアプリを利用可能なほか、音声認識機能により現在時刻や現在地に応じた情報を音声で知らせてくれます。このあたりはスマートウオッチとしてすでに一般的ですね。そのほか、同社の健康管理系アプリとの連携できます。注目は、内蔵のフォトプレチィスモグラフィセンサーによって心拍を計測できる点ですね。

LG_G_WATCH_R
LG_G_WATCH_R
なぜかバイクといっしょの写真。各種情報を音声で知らせてくれるので、走行時に便利かもしれません。

 LG G Watch Rは2014年第4四半期(10〜12月)に発売予定ですが、具体的にどの市場(国・地域)に投入するかは現時点では不明。価格の詳細もIFAで発表される見込みです。 

●主なスペック
プロセッサー:1.2GHz Qualcomm® Snapdragon™ 400
ディスプレ−:1.3-inch P-OLED Display (320 x 320)
メモリー:4GB eMMC / 512MB RAM
バッテリー:410mAh
OS:Android Wear(Android4.3以上を搭載したスマホと連携可能)
センサー:9-Axis(ジャイロスコープ、加速度センサー、コンパス、気圧計、PPG(心拍計)
カラー:ブラック
その他:防じん・防水仕様(IP67)

(2014.08.30 22時15分追記)ディスプレーの表現に間違いがありました。お詫びして訂正いたします。

●関連サイト
韓国LGエレクトロニクス(プレスリリース

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります