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トイレットペーパーの芯と紙コップで作れるiPhone用スピーカーがいい音だった

2014年08月24日 21時00分更新

 トイレットペーパーの芯と紙コップで作ったiPhone用スピーカーの音がいいと、ネットで話題になっていました。これは手軽に作れるし、実際にどんな音なのか気になったので、作ってみようと思ったのです。

 原理としては簡単で、トイレットペーパーの芯にiPhoneを差し込み、iPhoneのスピーカー部分から出た音を両サイドの紙コップで拡散させて流すという仕組み。たったこれだけなのに、驚くほど大音量でいい音になります。正直、これがあれば市販のiPhone用スピーカーは必要ありません!

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DIYで出来上がったiPhone用スピーカー(正面)。ビックリするほどの音量と音質で、市販のものと比べても遜色ありません
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iPhone用スピーカーを上から見た写真。iPhoneのスピーカーから出た音を、左右の紙コップから流しています

作り方

 必要な材料は、トイレットペーパーの芯×1、紙コップ×2だけ。切って組み立てるだけなので、10分ほどで出来上がります。

 トイレットペーパーの芯の中央に、iPhoneを差し込む穴を空けます。続いて、2つの紙コップそれぞれの腹の部分(やや底寄り)に、トイレットペーパーの芯を差し込む穴を空けます。あらかじめ鉛筆などで切り取り線を描いておきましょう。コツは、最初は穴を少し小さめに切って、引っかかったら大きくしていく──を繰り返すことです。

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紙コップの腹の底寄りに、トイレットペーパーの芯を差し込む穴を空けます
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トイレットペーパーの芯に、iPhoneを差し込む穴を空けます
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もうひとつの紙コップにも同様に穴を空けます

 穴を空けたら、組み立てれば完成です。トイレットペーパーの芯の両サイドに、紙コップを差し込みましょう。どちらも紙素材なので、ある程度サイズに融通が利きます。「入らないかな?」くらいでも、押し込むとピタッと入るかもしれません。

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トイレットペーパーの芯の両サイドに、紙コップを差し込んで完成です

 例えば野外でのバーベキューやキャンプのとき、「iPhoneから音楽を流したい!」といった場面でサッと作れば、ヒーローになれること間違いなしです。また、テープなどで固定しない状態なら、バラしてコンパクトにできます。これなら、外出時の荷物としてかさばらずに持ち運べます。

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バラして持ち運ぶことも可能。簡易スピーカーとして、取り回しやすくなります

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