Androidをベースに、ウェアラブルデバイス向けに設計されたOS『Android Wear』。そのOSを搭載した、世界初の腕時計型ウェアラブルデバイス『LG G Watch』が発売された。こいつはAndroid端末とペアリングし、端末の情報の表示や操作が可能だ。
さっそく使おうとしたのだが、まずペアリングするスマホをAndroid 4.3にアップデートしなければならず、これが結構大変だった……。なんとかアップデートして、Android Wear対応アプリをインストールし、やっとデバイスを使用できた。
機能的なものは、Android端末で受け取った情報をデバイスに通知することがメイン。電話がかかってくれば着信表示が出てブルブルと震える。画面をスワイプして電話を受けられるが、近未来的に腕時計型端末で会話をするのではなく、今までどおりスマホを出して会話をしなければならない。まあ、できたとしても腕時計に話しかけるのは恥ずかしいので使わないだろうけど。ちなみにスワイプして着信を受け取った時点でスマホ側は通話状態になっているので、鞄やポケットに入れているときは注意が必要。
そのほかに、GmailやSMSの通知をし、画面上で内容の確認ができる。こちらはテキストを音声入力して返信することが可能。「お話ください」と画面に表示され話しかけるのだが、これもちょっと恥ずかしい……。
あとは、歩数計やアナログ時計表示など、機能としては想定内。しかしAndroid WearのSDKが公開されており、新しい使い方が生まれてくる可能性もあるので、期待してみたい。
■今週のガジェット■
『LG G Watch』
Android Wear搭載の腕時計型端末。『Google Now』に対応しているほか、Gmailなどの表示、操作なども可能。
↑ディスプレーは、280×280ドットの1.65インチ。サイズ、重量は、37.9(W)×46.5(H)×9.95(D)ミリで63グラム。
発売 LG(関連サイト)
実売価格 2万3900円
■今週の近況■
大阪の高校で“1日校長”をしてみた
7月に、大阪の高校で1日校長をしてきた。正直、みんな子供の頃から良い子である事を強制され、その考えから脱却できていない。
スマホやソーシャルネットワークがなかった時代は、学校に行ってコミュニケーションをとったり勉強したりすることが必要だったかもしれない。
しかし、今やすべての教育はオンラインで可能。むしろ同世代で固定化したつながりを作るよりも、多様性があって世代もバラバラのコミュニティーに複数属すほうが有利なんじゃないかな。ゼロベースで仕組みを作り直す方がいいと思う。
※この連載は週刊アスキー2014年8月19-26合併号(8月5日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
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堀江貴文ポータルサイト
『ホリエモンドットコム』
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