8月2日秋葉原UDXにて、ASUSがPCパーツや周辺機器を中心の展示イベント“ASUS Open Gallery 2014 Summer”を開催した。先の記事では、4×4の無線LANルーターについて取り上げたが、ほかにも挑戦的な新製品があったので紹介したい。
会場入口からすぐのところには、R.O.G.シリーズのマザーボードを多数展示していた。おもに、日本では未発表の3製品に注目が集まった。
↑『CROSSBLADE RANGER』はソケットFM2+、メモリーがDDR3-3300×4(最大32GB)に対応。拡張スロットはPCI-E3.0/2.0×16が2基、PCI-E2.0×16、PCI-E2.0×1を2基装備。インターフェースはHDMI、DVI-D、D-Sub15ピン、USB3.0×6、USB2.0 ×8。
↑『MAXIMUS VII IMPACT』はLGA1150、メモリーがDDR3-3300×2(最大16GB )に対応。拡張スロットはPCI-E3.0/.2.0×16、PCI-E2.0 Mini Cardを装備。インターフェースはDisplayPort、HDMI、USB3.0×6、USB2.0×6。M.2を1基搭載。
↑『MAXIMUS VII FORMULA』はLGA1150、メモリーがDDR3-3300×4(最大32GB)に対応。拡張スロットはPCI-E3.0/2.0×16が2基、PCI-E2.0×16、PCI-E2.0×1を3基装備。インターフェースはDisplayPort、HDMI、USB3.0×8、USB2.0×6。M.2を1基搭載。
さらに、マザーボードブースでは車型のユニークなPCケースもあった。
↑前面にはR.O.G.シリーズのグラボが備えられている。
↑背面には電源ユニットを装備。この車型ケースが本当に走り出したら電源ユニットだけが取り残されそう。
さらに、ライトゲーマー向けに新しく発足されたASUSのゲーミングブランド『STRIX』のブースも用意されていた。
↑グラボの新製品展示はなかったが、すでに海外発表済みのヘッドセット『STRIX PRO』が展示されていた。見ての通り、イヤーパッドが回転し2ヵ所とも内側に回転させると、STRIXのモチーフと同じフクロウの顔となる。
そして、このイベントで驚いたのは新しい事業として、ASUSがドライブレコーダーを展開するということだ。天井からの吊り下げタイプのカメラ『FalconView LIVE』、カメラレンズに似た小型カメラ『FalconView PRO』を新製品として展示されていた。
『FalconView PRO』の撮像素子には、ソニー製のCMOSが採用されており、レンズ性能は絞りがF1.8、画角150度、対応メディアはSDXCカード(最大64GB)。通信機能としてはIEEE802.11b/g/nに対応。スマホと専用アプリで接続して、動画の確認や録画操作が可能とのこと。両機種とも発売日などは未定だ。
ASUSの小型ベアボーン『VivoPC』がHaswell Refresh対応となって登場。最大の特徴と言えるのは、前モデルでは3.5インチのHDDが内蔵可能だったのに対して、本機は2.5インチのストレージを最大2基まで内蔵できる。もちろん、RAID構成にも対応している。
↑ストレージを収納するケース。接続端子は上下に用意されている。
と、発売が待ち遠しい製品ばかりで、これからのASUSにも期待が高まった1日だった。
■関連サイト
ASUS
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります