LINE事業の売上額は182億円、前年度比146％増で絶好調

　LINEは2014 年4～6月期の業績を開示、無料メッセージアプリ『LINE』事業の売り上げを発表した。

　売上額は212億円で前四半期比17.5パーセント増、LINE事業の売上額は182億円で前四半期比25％増。前年度と比べると146％増となり、勢いは増すばかり。成長の裏にはアジア圏のユーザーの増加の加え、中南米での新規ユーザー拡大が挙げられる。

　　また、5月8日から始まった『LINE Creators Market』の急成長も要員のひとつとなっている。ユーザーが自身で描いたスタンプを販売し、売り上げの50％を受け取れると話題となり、リリースによれば、スタート後1ヵ月で全体の販売総数は約1億5000万円。相乗効果の面もあるが、うごくスタンプなど新サービスを積極的に展開し、既存の有料スタンプの売り上げも月間最高販売額を記録したという。

　さらにゲーム事業では『LINE：ディズニー　ツムツム』が相変わらず好調、アジア圏では『LINE クッキーラン』や『LINE レンジャー』のプロモーションがうけて、売り上げが増加中。LINE事業は現状、向かうところ敵なしの状況が続いている。

　LINE株式会社　社代表取締役社長　森川亮のコメント

　2014年以降、メッセンジャー市場ではグローバルで活躍するアジア企業が存在感を増しており、競争が激化する中で、LINEは、世界経済フォーラム（World Economic Forum）の「Global Growth Company 2014」に選出されるなど、グローバル企業の1つとして、ユーザー基盤のみならず、収益面においても堅調に成長を続けています。
　今後もLINEはコミュニケーションインフラとなるべく、メッセンジャーサービスという枠を越え、モバイルプラットフォームとしてグローバル市場をリードする存在になることを目指してまいります。

■関連サイト
2014年4-6月期、業績についてのお知らせ