2007年に発売し、世界中で絶賛された名イヤホン Klipsch X10が、スペック・カタチはそのまま、お値段グッとお求め安くなって、再発売されました。復刻とか名機とか名器とかゆー文字に弱い方は要チェックです。
往年の名機 |
↑某出版社の誤植でPalmの記事に“往年の名器”ってデカデカと載ったことあるのですが、インド人には敵わないですよね。 |
バランスド・マイクロ・アーマチュア(BA)イヤホンは、近年、ドライバーの数押しみたくなってきていますが、コチラはシンプルに左右各1基ずつ搭載。そのぶんスリムで、約9グラムと超軽量。チューニングはクリプシュの徹底したこだわりで、低音から高音までたいへん表現豊かに仕上がっています。
非常にシンプルなデザイン |
↑クセのないデザイン。ケーブルは絡みにくく、私の好きな左右の長さが等しいタイプです。 |
装着感 |
↑かなり耳の奥まで刺さりますが、軽くてナチュラルな装着感。密閉感は高めです。 |
ドライバーは1基 |
↑バランスド・マイクロ・アーマチュア ドライバー(Full Range KG 926)を1基搭載。 |
端子部もスリム |
↑ケースやバンパーを装着したiPhone 5sでも利用できます。 |
私は個人的にはロジクールから出ていた『UE700』(ご参考、5年前の記事ですが)をずっと使い続けてきました。価格は出たとき3万半ばでしたが、ツインドライバーとしては破格でした(X10は2007年当時で4万弱)。
聴くジャンルがクラシックからジャズ、シャンソン、ロックまでとアホみたく幅広いため、オールマイティでクセのないのが好み。5ドライバーなども試しましたが(メディア王なので金はある)、総合的な評価でこのUE700に落ち着いていました。
X10は、実はかなりUE700に近い印象だったのです。低音はUE700のほうが膨らみありますが、X10はシングルドライバーでみごと高域から中低域まで忠実に再現していると思います。
周波数特性は5Hz~19kHzなので、ハイレゾにこだわっている方には選択肢となり得ません。あくまで、2万円くらいならイヤホンに払ってもいいという方で、クセのないナチュラルで、デザイン性の高いモノが欲しいという方にオススメです。
付属品 |
↑ケースとサイズ・形状違いのイヤピース。 |
いじょ。具体的な価格はAmazonさんにて。夏はヘッドホン使いたくない汗っかきさんにもいいんじゃないかしらね。
●関連サイト
Klipsch X10(公式ページ)
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