Board of Directorsの左下にスーザン・L・ワーグナー氏の名前があります |
みなさん、こんばんは。MacPeople/週刊アスキーを絶賛兼務中の吉田でございます。さて、本日Appleから新取締役就任のリリースが配信されたのをご存じでしょうか。
新取締役となったのは、スーザン・L・ワーグナー氏。同氏は、投資信託会社の米ブラックロック社の創業者で現在同社の取締役でもある人物です。もちろん、金融業界に強く、M&A(企業合併および買収)や先進国と新興国市場を含めたグローバル事業構築の手腕が期待されているようです。さらに同氏は、米フォーチューン誌の「50人の最もパワフルな実業界の女性」の一人に選ばれるなど、業界では有名人のようですね。
先日、Appleに直営店およびオンラインストア担当シニアバイスプレジデントとして入社した元バーバリーCEOのアンジェラ・アーレンツ氏もそうですが、戦闘力がかなり高い女性が、続々とAppleに集まっていますね。
その一方で、取締役会の最長メンバーだったビル。キャンベル氏が17年間の勤務を終えて、取締役会を離れるそうです。同氏は、1993年にマーケティング担当副社長としてAppleに入社し、Appleの子会社である米クラリス社のCEOなどもやっていましたね。1997年にスティーブ・ジョブズがAppleに復帰した際に、取締役会のメンバーになりました。取締役会では、創業メンバーであったスティーブ・ジョブズやマイク・マークラーに次ぐ立場の人物だったそうです。
長きにわたってAppleに貢献した人物としては、元CFO(最高財務責任者)のピーター・オッペンハイマー氏が思い出されます。同氏は9月いっぱいでの退職となりますが、1996年の入社以来、主に財務面でAppleを支えていました。
2014年上半期にAppleの経営陣と取締役会のメンバーが入れ替わったことで、Appleの今後の戦略にどういった変化が起こるのか期待したいところですね。直近では、iPhone6の発売日が気になるところです。
関連サイト
プレスリリース(Apple)
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