既に日本導入が決まっているサムスンの高画質タブレット『GALAXY Tab S』ですが、まだ発売日などは発表になっていません。そんな中、編集部に届いていたのがこの『GALAXY Tab 4』です。こちらのタブレット、なんと記事作成時ではEXPANSYSで2万9552円とかなりお値打ち価格で販売中でした。
「安かろう、悪かろう」とはよくいいますが、その言葉は果たしてこの製品にも当てはまるのか、いろいろ確認してみました。
GALAXY Tab 4は8インチのWXGA(1280×800ドット)解像度液晶ディスプレーを搭載。WQXGA(2560×1600ドット)解像度の有機ELディスプレーをもつのTab Sと比べれば当然色味も精細さも劣りますが、そこはサムスン。通常使いでは必要十分以上の液晶品質は保っています。また、8インチということで男性の手なら余裕で片手で持てるのがうれしいところ。
裏面もサムスンらしい少しマットな感じの凹凸加工がしていあるポリカーボネート製。このくらいの価格帯だとつるつるした背面のものが多いですが、Tab 4は滑りにくくなっています。
続いてソフトウェア面。残念ながらインストール済みのローケルには日本語が入っていません。ここはひとまず“English(United States)”を選択。
OSはAndroid4.4.2を搭載。Bluetooth4.0にももちろん対応しているので、ソフトと環境さえそろえばAndroid Wearやそのほかのウェアラブル端末も利用できそう。
マルチウィンドウに対応。GmailやGoogle PlayムービーなどのGoogle製やプリインストールのサムスン製アプリなどは同時に利用できます。ブラウザーで目的地の情報を見ながらGoogleマップで経路検索したり、メールを書きながら、ファイルマネージャーから添付ファイルをドラッグ&ドロップで選ぶこともできます。
GALAXY Sシリーズなどに搭載されるサムスン独自のジェスチャー機能の一部も利用可能。たとえば画面を手で覆うようになでるとキャプチャーができたり、正面カメラの部分を手で隠すようにすると音をミュートにできたりします。
カメラの画質は300万画素と力不足は否めませんが、価格相応といったところ。機能としてはオート撮影モードだけでなく“美顔撮影”や音と静止画を同時にとる“サウンド&ショット”などに対応しています。
以上。基本動作は安定しており、タッチのつっかかりなどはとくにありません。CPUは1.2GHzのクアッドコアのため、3Dゲームなどはコマ落ちなどする場合もありますが、ネットブラウジングなどの範囲なら非常にコストパフォーマンスの優れた端末といえそう。また、Android4.3以降から強化された“制限ユーザー”機能にも対応しているため、家族で1台のタブレットを使い回す、というユーザーにもオススメできます。
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●関連サイト
・EXPANSYS JAPAN
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