ドコモに続き、auやソフトバンクもスマホの新料金プラン“通話定額”への移行が始まりました。お得なのか、損なのか? いろいろと情報を追ってみましたが、まったくもってややこしい……。
私のメイン回線はドコモで10年以上使っています。通話料は500円程度で、データ通信は毎月4GB程度。端末の分割支払金やオプション料を含めると、毎月だいたい1万円程度です。
アプリやコンテンツ購入をキャリア決済にしているので、それも上乗せされています。改めて見てみると高いな…。
これが新プランに変わるとどうなのか? ドコモのサイトにあるシミュレーターで調べてみました。
7400円が目安となるようです。カケホーダイプランの2700円とISP料金の300円、データ容量5GBの定額プランが5000円の計8000円。ここにずっとドコモ割の-600円が適用されての金額です。これには端末代やオプション料などが含まれていないので、もろもろひっくるめると9000円弱は毎月かかる計算になりそうです。今よりは少し安くなるようですね。
CellularモデルのiPadが欲しいんですよ!
さてさて。スマホを新プランに変更してからの話になりますが、併用してiPad Airを買おうか悩んでいます。お金はないのでiPad Airの16GB、Wi-Fi・Cellularモデルを併用しようかと。私はメイン回線がドコモなので、ひとまず調べてみました。
【ドコモ】2台目プラスでスマホとデータ量をシェア |
ドコモの場合は、基本料金のタブレットプランが1836円、そして2台目オプションが使えるので、データプランは月540円になります。端末の分割支払金と月々サポートを適用すると2970円の計算になります。さらに12月31日までなら“iPadボーナスパケットキャンペーン”が適用されるので、データ容量が1GB増量します。スマホで4GB使う私にとってはやや心もとない容量な気がしますが、自宅では無線LANなどを有効活用して、データ量を抑えれば何とかなるかも知れませんね。
気になるのは他のキャリアは安いのか? ということで、auとソフトバンクも調査してみました。
【au】新プランはないが、キャンペーンで安く買える |
auはドコモのようにタブレット向けの新プランが用意されていません。ですが、11月末までの“はじまる! データシェアキャンペーン”を利用すれば、3077円で2台目を購入できます。スマホのデータプランを容量5GBと考えた場合、5GBとiPadの容量7GBをそれぞれ使えます。データシェアのスタートが予定されている12月からは、iPadのデータ容量が2GBに制限されるので、スマホと合わせて7GBをシェアできるようです。ドコモと比較しても100円差で容量が1GB多いのは魅力的です。
【ソフトバンク】最安も月月割で変動アリ |
ソフトバンクは、端末の分割支払金と月月割の詳細がまだ発表されていません。データシェアの始まる8月1日までには決まっているはずですが、とりあえず、現状の価格設定を想定して比較。ドコモと同じように2台目データシェアで併用できるので、月額はおよそ2960円。“iPadデータ増量キャンペーン”で1GBのデータ容量増になり、スマホと合わせて6GBをシェアするかたち。
7月7日時点の情報をもとに大手3社の2台目iPadの購入を想定してみましたが、3社とも大きな違いはないように感じます。金額面は、長期契約割引などのキャンペーンを利用することで全体のコストを抑えられるので、10年などの長期利用をしている場合は、そのまま同一キャリアで2台目を購入するのがよさそうです。私の場合はドコモが12年、auが3年なので、ドコモでiPadを併用するのがお得なようです。みなさんはいかがでしょうか。
さて、本日発売の週刊アスキーでは、ここで紹介した2台目iPadの購入コスト比較を含め、各キャリアの新料金プランを比較した特集を掲載しています。また、注目を集めるMVMOでの運用費も比較。定額時代にどんなスマホ運用が損をしないのかを紹介。この特集のほかにも、スマホやタブレットに関する特集がぎゅーっと詰まっています!
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