6月に開催されたGoogleの開発者向けカンファレンス『Google I/O』では、参加者にダンボール製の組み立て式ヘッドマウントディスプレーが渡されました。週アスからはガチ鈴木が現地に趣きイベントに参加。お土産として“ダンボール”をもらってきたので、さっそくつくってみました。
顔面大くらいのサイズの一見変哲のないダンボール版。“I/O”が刻印がされています。 |
横から見ると厚みがあるのがわかります。 |
机の上に置いたときにたまたま気が付いたのですが、クリップが引っ付きます。磁石が“ダンボール”に仕込まれているからです。 |
裏側にはジッパーのような切り口があります。 |
見ているだけでは仕方ないので、思い切って切り口を開けます。 |
開封。 |
レンズがはめ込まれた眼鏡があるのがわかります。 |
さらに展開するとスマホを設置する箇所が出てきました。 |
ハサミマークがあるので切ります。 |
切り離すと......。 |
本体のパーツはこんな感じに。 |
さらに眼鏡部分を切り離します。 |
オペラグラスのような雰囲気になりました。 |
ダンボールに番号が書かれているので、同じ数字の部分をかみ合わせていきます。 |
1辺づつ合わせていきます。 |
グルッと四辺を接触させテープで留めると......。 |
ヘッドマウントディスプレー型になりました! |
黒い部分にはスマホを置きます。 |
マジックテープでスマホを固定します。 |
グーグルのダンボール製ヘッドマウントディスプレーが完成しました。組み立てはとても簡単でした。説明なしでも直感的に組み立て方がわかるようなつくりになっています。ダンボールは何層かに厚く重ねられていて丈夫な質感です。
なお、組み立てる手順はアプリ『Cardboard』にアニメーションで公開されています。
『Cardboard』の組み立てデモアニメ。 |
『Cardboard』はグーグルのダンボール製HMD専用のアプリ。VR体験コンテンツを7つ用意しています。
実際装着してみましたが、奥行きがある映像、顔を動かすと違う角度の映像が見れる、視線を向けただけで項目の選択できるなど、オキュラス リフトと同等のVR体験を楽しめました。組み立て式の簡易HMDでここまで質感高い体験ができるなんて驚きです。装着しているとダンボールであることを忘れるくらい。驚きと発見がたくさん詰まったダンボールです。
■関連サイト
Google I/O 2014
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