サンワダイレクトで販売が開始されたエルゴスティックマウス『400-MA059』が、今までのマウスの常識をひっくり返しすぎていて度肝を抜かれてしまったので、さっそくレビューをしてみることにしました。
まず、箱がほぼ立方体。マウスの箱が立方体ってなかなかない気がします。
こちらがその本体です。スクロールホイールは親指で操作します。
フラップがあるので、小指の摩擦を低減できます。
さて、側面。マウスとしてあるべき、右ボタンも左ボタンもありません。そう、このマウスは、操作する際に人差し指も中指も必要ないのです。左クリックをしたければ左に傾ける、右クリックをしたければ右に傾ける、ただそれだけでマウスとしての操作が可能なのです。
マウスの左右、前後といった概念がないので、今までのエルゴマウスと違い、左手でもそのまま使えます。ご覧のとおり操縦桿を握っているような感じになります。ちなみにてっぺんにあるボタンはDPIの切り替えボタンです。
マウスの裏面には、電源ボタンなどに混じって、左右を切り替えるボタンがあります。
フラップは取り外せます。マグネット式なんで取り回しも非常に楽。
個人的にはこっちのほうが好みだったりして。
肝心の使い心地ですが、使い始めたときはさすがに戸惑いましたが、慣れてくると非常に操作が楽です。手首が楽な状態で固定され、手先だけでなく腕全体で操作するので、普通にマウスを使うよりも疲れません。DPIも4パターンから選択できるので、細かい操作も問題ありません。
同じくサンワのエルゴペンマウス『MA-ERG1』と比較してみました。サイズ感としては同じくらいですが、左右対称のデザインのこちらはなんだか締まった印象を受けます。
お値段は直販価格で8980円。サンワダイレクトなど、ウェブ限定での販売となります。WindowsでもMacでも使えるので、マウスを使っていると手が疲れてしまうという人は、試してみる価値はあると思いますよ。
■関連サイト
・サンワダイレクト
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8,980円
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