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「キングジムの自信作」 名刺電子化&管理製品が2つ登場

2014年06月24日 19時30分更新

 発表会冒頭、同社代表取締役社長の宮本彰氏が登壇。2010年開発の『ピットレック』が累計10万台出荷と好評であると語り、「キングジムは開発型企業なので毎月なにかしら開発しているが、記者発表を行なうのは年に1回ほど。ということで、今回の製品には自信がある」とコメントした。

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 続いて開発本部副本部長の亀田登信氏が登壇。ピットレックの販売実績に触れ、「デジタル名刺関連製品に需要がある」と、今回発表された2製品の開発動機に関してコメント。

 「名刺デジタル化にはニーズがあるが、PCはスマホアプリが中心でデジタル化の選択肢が少なく、ユーザーが道具に合わせる必要があった」と、従来の名刺デジタル化の問題点と、新製品投入の背景についてコメント。「我々が新たな選択肢を提供することで、新たなデジタル整理ができるのではないか」を語った。

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 デジタル名刺ホルダー『メックル』は、スタンドアロンで名刺を5000枚(両面なら2500枚)をスキャンして本体メモリーに保存可能。OCR機能はなく、名刺は画像として取り込まれる。名刺はユーザーがダイヤル操作で検索やリスト登録などを行なう方式。スキャンデータは専用ソフト『DA-1』でバックアップや整理といった作業が行なえる。

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主なスペックは以下の通り。

『メックル』MQ10
・7月11日(金)発売予定
・予想価格 2万9160円(税込み)

インターフェース:USB2.0
保存可能枚数:片面約5000枚(両面約2500枚)
画面:3.5インチTFT液晶(320×480ドット)
スキャンサイズ:約54×90mm
解像度:300dpi
スキャン速度:6秒以内/枚
サイズ/重量:139(W)×125(D)×129(H)mm/約325g(ACアダプター含まず)

 プレゼンには開発本部商品開発部開発二課リーダーの東山慎司氏が登壇。製品開発にあたってアナログ名刺ホルダー『Rolodex』をヒントにしたとコメント。Rolodexと同様にダイヤル式の操作系を採用することで、アナログとデジタルの管理手順の融合させたと語った。

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 デジタル名刺ボックス『ビズレージ』は、ボタンひとつでいちどに15枚の名刺を両面スキャンし、OCRでデータ化可能。スキャンした名刺は本体下部のボックスに最大800枚まで保存できる。PCとの接続はUSBもしくは有線LANで、複数のPCで共用可能。スキャンデータは『メックル』と同様、専用ソフト『DA-1』で管理する。

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 プレゼンには開発本部商品開発部開発三課リーダーの佐藤賢亮氏が登壇。『ピットレック』の開発を担当していた佐藤氏は、「名刺デジタル化の移行に手間がかかるという声をきいていた」とコメント。スキャンデータはOCRで文字認識され、エクセルやcsv形式で出力可能。デジタル化の手間は最小限で済むとしている。

主なスペックは以下の通り。

『ビズレージ』MQ10
・8月29日(金)発売予定
・価格 オープンプライス

インターフェース:USB2.0、有線LAN(100BASE-TX)
保存可能枚数:約800枚
本体メモリー保存可能枚数:約400枚
セット可能枚数:約15枚
解像度:600dpi相当
スキャン速度:3秒以内/枚
サイズ/重量:105(W)×216(D)×129(H)mm/約1.4kg(ACアダプター含まず)

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●関連サイト
『メックル』製品紹介サイト
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