サムスンは米国・ニューヨークで開催した新製品発表会“Samsung GALAXY PREMIERE 2014”にて、『GALAXY Tab S』の10.5インチ版および8.4インチ版を発表しました。グローバルでは7月から発売予定で、米国での価格はWiFi版16GB 8.4インチモデルが399ドル(4万円前後)、WiFi版16GB 10.5インチモデルが499ドル(5万円前後)です。
なおサムスン電子ジャパン広報部によると、「日本でも展開予定だが、詳細については確定次第ご連絡いたします」とのこと。
10.5インチ、8.4インチそれぞれWQXGA(2560×1600ドット)解像度の有機EL(SUPER AMOLED)ディスプレーを採用。Adobe RGBのカバー率が90%、コントラスト比は10万対1で、色彩豊かかつクッキリとした表示が楽しめます。
さらに、視聴環境や表示コンテンツを分析することで、最適な色彩、明るさに自動調節可能(Adaptive Display)。また、どちらのモデルも6.6ミリという薄さを実現しつつ、フルHD動画を11時間程度(特定条件下で)再生できるバッテリーを備えます。
LTEモデルの場合、国によっては通話のできるタイプも登場。同社お馴染みのマルチウィンドウ機能と併用することで、タブレットで通話をしながら、画像やウェブを見たりなど別のアプリを動かせます。
また、GALAXYスマホとの連携機能“SideSync 3.0”も発表。WiFi経由でスマホ側の画面をタブレットに映し出し、各種操作ができるようになります。通話の受話やタブレットからスマホへのファイル転送(ドラッグ&ドロップ)なども可能です。
純正アクセサリーとして『Galaxy Tab S Book Cover』、『Galaxy Tab S Simple Cover』、『Samsung Bluetooth Keyboard』の3種類も登場。ブックカバーは3段階の角度に調節でき、Bluetoothキーボードは10.5インチ版ならカバーのようにも利用できます。
そのほか、購入者特典である“GALAXY Gift”の内容(Dropbox2年間50GB追加利用権や1年間のEvernoteプレミア会員特典など)やアメリカのコミックレーベル“MARVEL”の独占コンテンツ配信も発表になりました。とくにMARVELとは、パートナーシップを新たに結び今後連携を強めていくとのこと。
日本版がLTE対応モデルなのか、それともWiFiモデルなのか、そもそも画面の大きさはどちらになるのか非常に気になるところ。実機レポートや日本向け情報詳細は週アスPLUSならびに週刊アスキー本誌に掲載いたしますので、ぜひお見逃しなく!
●おもなスペック
OS:Android4.4
通信:LTE : 800/ 900/ 1800/ 2600+850/ 2100、3G : 850/ 900/ 1900/ 2100、2G : 850/ 900/ 1800/ 1900、WiFi 802.11 a/b/g/n/ac MIMO(WiFiモデルもあり)
ディスプレー:10.5インチ有機EL(2560×1600ドット、288dpi)、8.4インチ有機EL(1600×2560ドット、359dpi)
CPU:Exynos 5 Octa(1.9GHzクアッドコア+ 1.3GHzクアッドコア)もしくはSnapdragon800(2.3GHz、クアッドコア)
メモリー(RAM):3GB
内蔵ストレージ:16GBもしくは32GB(マイクロSDXC対応)
カメラ :800万画素(インカメラ210万画素)
バッテリー:7200mAh(10.5インチ版)、4900mAh(8.4インチ版)
サイズ/重量:10.5インチ版 247.3(W)×6.6(D)×177.3(H)mm/465g(WiFi版)、467g(LTE版)、8.4インチ版 125.6(W)×6.6(D)×212.8(H)mm/294g(WiFi版)、298g(LTE版)
●関連サイト
サムスン 該当プレスリリース(英文)
(C)MARVEL
(2014年6月13日17時20分訂正)本文中の画面解像度の表記が異なっておりました。お詫びして訂正いたします。
(2014年6月13日11時30分訂正)記事初出時、GALAXY Tab S 8.4インチLTE版の重量が異なっておりました。お詫びして、訂正いたします。
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