試遊や大会で超盛り上がっている『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』(以下、スマブラ)のラウンドテーブル(小規模会合)が行なわれ、スマブラの生みの親である桜井政博氏が最新情報や開発秘話を明らかにしました。ここでは、気になったトピックを中心にまとめていきます。
↑シリーズのディレクターを務める桜井政博氏。
まずはじめに新キャラクターとして『パックマン』が参戦するということが語られた。すでにスマッシュブラザーズの公式チャンネルにて動画が公開されている。
懐かしのパックマンがたしかに参戦しているうえに、ナムコネタが満載! 昭和のゲーセン小僧なら、グッとくること間違いないでしょう。
しかも今回のスマブラには、ソニック、ロックマンの参戦もアナウンスされているので、これで任天堂・セガ・カプコン、そしてバンダイナムコゲームスと、国内大手ゲームメーカーの有名キャラクターの顔合わせが実現しました。
桜井氏は「ここだけの話、世界一のキャラクターゲームを目指しています」と語り、参加したメディア関係者の感嘆の声を集めていました。
パックマン参戦の経緯を桜井氏は、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』はバンダイナムコゲームスが開発を担当しているが、「ナムコのゲームといえば平八……いや歴史の深さもあるしパックマンを頑張って入れてみました」とゲームジョークを交えながら説明。
初代の“欠けたピザ”ではうまくキャラクターにできないため、手足の生えた『パックランド』のデザインとなり、一部の必殺技で初代の姿になるそうです。さっそく実機(Wii U版)でのプレイも披露されましたが、こちらも来場者に大ウケでした。
桜井氏はまた、新たにキャラクターカスタマイズ機能を搭載したこと、3DS版とWii U版でカスタマイズデータを引き継げることを明らかに。さらに、ICチップ搭載フィギュア『amiibo』を使えば、対戦ごとに学習・レベルアップしていくCPUキャラ“フィギュアプレイヤー”の育成が楽しめることも披露するなど、発売がますます楽しみになる情報を連発してくれました。
『amiibo』E3 2014出展映像
会合の最後に設けられた質疑応答では、海外メディアから飛び出す熱心(ときには熱すぎる)が質問に対して、桜井氏はひとつひとつに丁寧に回答。そうした真摯な態度が、スマブラを生み出す秘訣なのかもしれませんね!
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