ロサンゼルスは週が明けて月曜日! E3ウィークの先頭を切って、マイクロソフトのプレスカンファレンス「Xbox E3 2014 Media Briefing」が行なわれました。日本では9月に発売が予定されているXbox Oneですが、北米ではすでに昨年末に発売済み。当初は標準搭載だったモーションセンサーKinectを別売りにしたモデルを用意するなど、より“ゲーム重視”な戦略へとシフトしていますが、今回のカンファレンスはそれを証明するかのように、今後発売されるタイトルが「これでもかっ!」とばかりに大量に紹介されました。
↑カンファレンスの開始を待ちわびる人たち。E3ウィークの幕開けということもあって、みんなテンション高めです。
↑イメージカラーのグリーンのライティングに染まったカンファレンス会場。来場者のリストバンドが同調して光を放つ仕掛けも用意されてました。
↑カンファレンスの模様は、スパイクTVによって生中継。注目作の開発者へのインタビューなんかも行っていました。
↑最初に紹介された『Call of Duty: Advanced Warfare』は、実機プレイを披露。近未来の世界を舞台に、パワーアシストスーツを着用した兵士たちが戦いに赴きます。シリーズの特徴である、ムービーとインゲームがシームレスにつながる様子は臨場感たっぷり。また、等身大の味方ロボット兵士がいたり、敵めがけて飛んで行くグレネードがあったりと、近未来ならではの兵器が超かっこいい!
↑箱庭を多人数で走り回る『Forza Horizon 2』は、ランボルギーニの最新車種ウラカンを含む200車種以上の実写が登場。わずらわしいロビー接続がなく、ソーシャルな楽しさが味わえるとのこと。天候の変化といった要素も。発売は9月。
↑『Left 4 Dead』の開発スタッフが放つ新作FPS『EVOLVE』。爆発、火の粉、汁が飛び交うド派手な画面が目を引く本作では、4タイプの人間、あるいはモンスターを選んで壮絶な対戦バトルを繰り広げていきます。
↑「Assassin's Creed Unity」は、貴族が市民を支配する時代のパリが舞台。ストーリーモードでも、最大四人までの同時プレイが楽しめます。さらに進化した群衆や町並みの表現には、驚きの声が上がっていました。
↑バイオウェアの『Dragon Age』シリーズの新作『Dragon Age: Inquisition』。オープンワールドのRPGです。
↑インソムニアック社の新作『Sunset Overdrive』。電線やガードレールなどを滑るように移動しながらのド派手アクションを駆使しながら、敵を倒していく。アメコミのようなポップな画面も特徴だ。
↑『DEAD RISING 3』の新ダウンロードコンテンツ『SuperUltraDeadRising3ArcadeRemixHyperEditionEXPlus」は、カプコンキャラ(のコスプレ衣装)がドッサリ。ネタまたネタのオンパレードで、来場者は大受けしていました。
↑ユービーアイソフトは『Fantasia: Music Evolved』を開発中。ディズニーですな。
↑『Fable Legends』は、人気シリーズ『フェイブル』のリメイク作。4人同時プレイが可能となり、それぞれのヒーローの能力を活かした戦いが楽しめそう。悪役となって敵や罠の配置を行うRTS風の遊びも搭載される。ベータ版が今年の秋にリリース。
↑ユーザーが世界を自由に(それこそゲームジャンルすら!)変えられる「Project Spark」を映像で紹介。ビデオゲームにもCGM(コンシューマ・ジェネレイテッド・エディア)の流れがキています。
↑切り絵のようなファンタジックな画面が印象的な『Ori and the Blind Forest』
↑流れだしたヘイローのテーマ曲に湧く場内。シリーズ1~4作目までを収録した『Halo: The Master Chief Collection』を11月にリリース。対戦マップもすべて(グラフィックをリファインして)収録するとのこと。
↑次回作となる『Halo 5: Guardians』のマルチプレイベータは12月にリリース予定。新たなマルチプレイの遊びを提供するとのテロップが確認できました。
と、ここまでが2014年の年末商戦までに発売となるタイトル。どれもが重厚なタイトル(国内メーカーの作品がないのは寂しいけど)で、コアゲーマーなら大歓喜なラインナップといえるでしょう。また、小人数・独立系メーカー手がけるインディーズゲームをサポートする施策「ID@XBOX」についても説明。ラッシュ映像で、『ロックマン』の生みの親稲船敬二氏が手がける『Mighty No. 9』が映し出されると、場内からは「Oh!」という歓喜の声が起こっていました。
↑『INSIDE』は、モノクロの画面が印象的なアドベンチャー作『LIMBO』を手がけたPlaydeadが手がける新作。プレイしていて押しつぶされそうな気持ちになるうっそうとした雰囲気は、メーカーが得意とするところ。
↑デベロッパー登録をすると開発機材の提供といった手厚いサポートが受けられる「ID@XBOX」。多数のタイトルが開発中とのアナウンス。
そしてここからは、2015年以降に発売となるタイトルをドドーンと紹介。
↑女性冒険家ララ・クロフトの活躍を描く「RISE OF THE TOMB RAIDER」を映像で紹介。カウンセリングらしきものを受けるララの姿が、なにやら意味深です。
↑実機プレイで紹介された『THE Witcher3 WILD HUNT』。剣と魔法を使いこなし、広大なフィールドでモンスターと戦っていく。
↑初代Xboxでカルトな人気を得たデッキ構築旗サイキック対戦アクション『ファントムダスト』が復活。会場でも一部なコアな人が喜びの歓声をあげていました。
↑ユービーアイソフトの『Tom Clansy's The Division』も実機プレイ。荒廃した世界を探検するTPSですが、AR風に表示されるナビゲーションがとても印象的でした。
↑『デビル・メイ・クライ』や『ベヨネッタ』のゲームデザイナーとして知られるプラチナゲームスの神谷英樹氏が登壇。彼の手がける新作が、Xbox Oneで独占リリースされるとアナウンスされました!
↑タイトル名は『SCALBOUND』。超能力を持った主人公が巨大なドラゴンと戦ったと思ったら、それに乗っかってまた別の(ヤマタノオロチ風な)怪物と戦うといった、クライマックスが連発しそうな迫力のあるアクションゲームとなるようです。
↑『CRACKDOWN』(邦題:ライオットアクト)が復活。超人的な能力を持ったスーパーコップとなって、圧巻をこらしめていく。映像では、爆弾を満載したトレーラーを狙撃で爆破させて悪ボスを倒すという、破天荒なシーンが見られました。
といったように、新作タイトル満載の90分間となった今回のカンファレンス。Xbox部門のリーダーであるフィル・スペンサー氏は「Xbox Oneが最高のゲーム体験をさせる!」と力説して発表のシメとしました。終了後のフラッシュ映像では『ギアーズ・オブ・ウォー』のロゴがほんの一瞬表示されるなど、まだまだ発表を控えているタイトルもありそう。日本での本体発売で、どれだけのタイトルが出揃うかが気になりますね!
↑会場の外には『Sunset Overdrive』の主人公たちの姿も。敵ミュータントがバスの正面に張り付いてるよ!
■関連サイト
Xbox公式サイト
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