国内外の噂系サイトで6月1日から6月7日までに出回った内容をまとめました。
WWDCでOS X YosemiteやiOS8のプレビュー版が配布されたことにより、各サイトでさまざま情報を飛び交いました。個人的には、iOS8搭載デバイスの画面をOS X Yosemite搭載Macのデスクトップに映し出せる機能が気になりますね。iPhoneの画面を動画でキャプチャーする方法がOS側に用意されたことで、ゲームプレー動画などをYouTubeなどに投稿しやすくなりますね。
そのほか、国内外のメディアがiWatchが9月もしくは10月にリリースされると報じています。iOS8のHealthアプリとどのように連携するのか気になりますね。
6/4 iOS8ではiOSデバイスとApple TVをWiFiなしでAirPlay
Apple Insiderによると、iOS8では、AirPlay機能に改良が加えられるとのこと。従来のAirPlayでは、iOSデバイスとApple TVが同一のWiFiネットワーク上にないと機能しませんでしたが、iOS8ではピアツーピア接続が可能になるそうです。WiFiルーターがない場所でも手軽にAirPlayを利用できるので、利便性がかなり高まりそうです。
6/4 iOS8の「iPhoneを探す」は最後の位置情報をAppleに送信
MacRumorsによると、iOS8では「iPhoneを探す」機能で、iOSデバイスの内蔵バッテリーが切れる直前に捕捉した位置情報をAppleに送信する機能を搭載しているそうです。この機能はオン/オフが可能とのこと。バッテリー切れで場所がわからなくなったiPhoneも、この機能を利用することで捜索場所を絞り込めますね。
6/4 YosemiteではiOS8の画面をデスクトップに出力可能
9 to 5 Macによると、OS X Yosemiteを搭載したMacでは、iOS8を搭載したiOSデバイスの画面をデスクトップに映し出して、動画としてキャプチャーできるそうです。これまでiOS用のゲームアプリのプレー動画の撮影は、OS X上でQuickTime PlayerやReflectorを使ってキャプチャーする必要がありましたが、今後はOS内蔵の機能を使えるようですね。
6/4 iOS8では高速な他社製ウェブブラウザーを開発可能に
9 to 5 Macによると、iOS8ではSafariが利用している高速なJavaScriptエンジン「Nitro」を、サードパーティー製アプリに開放するそうです。現在でもGoogle Chromeなど他社製iOS用ウェブブラウザーはありますが、このJavaScriptエンジンが使えないため、処理速度はいまひとつでした。
6/5 iPhone6向けの多層基板は日本のイビデンなどが受注
EMSOneによると、iPhone6は9月の発売が確実視されており、4.7/5.5インチの2サイズがラインアップされるそうです。iPhone6用の多層(エニーレイヤー)基板は、イビデン(株)のほか、オーストリアのAT&S社、米TTMテクノロジーズ社、台湾コンペック社の4社が受注しているそうです。
6/5 iOS8では写真を非表示にする機能が加わる
iDownload Blogによると、iOS8の写真アプリでは一部の写真を非表示にできるそうです。非表示にした写真はアルバムには表示されるものの、モーメント/コレクション/年別には表示されなくなるとのこと。
6/6 Galaxyは減産、iPhoneは順調
EMSOneによると、スマホのサプライチェーンの消息筋の話として、韓国サムスン電子社が「Galaxy S5」の生産量を25%削減するそうです。また、中国市場でもスマートフォン用チップとパネルの在庫量が正常値の3割超える水準に達しているそうで、Apple以外のメーカーは2014年7〜9月に在庫調整や業績下落といった問題に直面する可能性があるとのこと。台湾メーカーでは、ICデザインのメディアテック社、カペラ・マイクロシステムズ社、タッチセンサーのシンテック社、タッチパネルのジャイアントプラス社などが大きな影響を受けると見られています。台湾紙「経済日報」の情報です。
6/6 iPhone6は4.7/5.5インチとも9月に同時発売
EMSOneによると、iPhone6の4.7/5.5インチモデルは9月に同時発売されるそうです。カンター・フィッツジェラルドのアナリストが、COMPUTEX TAIPEI 2014でコメントしたそうです。台湾の経済紙「工商時報」の情報です。
6/6 Retina版iMacがまもなく登場か
BGRによると、OS X Yosemiteのシステムファイルには、Retina版iMacと考えられる情報が含まれているとのこと。具体的には、「DisplayProductName = iMac」の解像度として、6400×3600/5760×3240/4096×2304ドットの3種類があったようです。この3つがRetinaモードであると考えると、実際の表示解像度は3200×1800/2880×1620/2048×1152ドットとなります。4KクラスのThunderbolt Displayが登場していない状態で、Retina版iMacはリリースされないと思われますが、Yosemiteがリリースされる秋以降には可能性があるようですね。
6/6 iWatchはiPhone6と同時発売か?
MacRumorsによると、iWatchの製造は6月後半に本格化するとのこと。発売はiPhone6と同時の9月で、価格は199〜299ドルになるそうです。アナリストのブライアン・ホワイト氏の予想です。
6/6 iOS8ではメモアプリの画像の挿入が可能に
iDownload Blogによると、iOS8ではメモアプリに画像を挿入できるとのこと。これまでOS Xのメモアプリでは画像の挿入は可能でしたが、iOSデバイスと同期すると画像だけが削除されていました。iOS8でようやくメモの完全同期できるようになりますね。
6/6 iWatchは10月発売?
日本経済新聞によると、iWatchは10月に発売されるそうです。iWatchの仕様はほぼかたまっており、月産300万〜500万台規模で量産準備を整えつつあるそうです。iWatchでは、睡眠や血中の酸素濃度など生体情報を記録できるとのこと。米有力病院や米ナイキ社とも提携するそうです。
6/6 iOS8は内蔵カメラでクレジットカードを読み取れる?
9 to 5 Macによると、iOS8ではクレジットカード番号を読み取る機能が加わるそうです。すでにiTunesカードのコード番号の読み込みには対応しているので、同様にクレジットカードが可能になれば、使い勝手がかなり向上しますね。Safari自体に組み込まれている機能で、各種ECサイトも対応可能なようです。
6/7 iPhone6は無線充電とNFCをサポートか
ベンチャービートによると、iPhone6は無線充電とNFCをサポートするとのこと。さらにLTEのカテゴリー6規格に対応して、最大で下り300Mbpsの通信速度を実現するそうです。NFCでは北米でも決済手段として導入されつつあるので、iPhoneへの搭載もそろそろかと思います。
6/7 純正マップにソーシャル機能を搭載か
TechCrunchによると、Appleは純正マップアプリに、クチコミ情報やレビューなどのソーシャル機能を実装する予定とのこと。このようなサービスを「Spotsetter」という名称で提供していた企業を買収したことが根拠のようです。
6/7 iPhoneのプリペイドプランが登場か
9 to 5 Macによると、AppleはiPhoneのプリペイドプランを検討しているそうです。開始時期は6月末とのこと。Appleは、AT&TとTモバイルと提携してサービスを実施するようです。
6/7 iWatchのスペシャルイベントは10月に開催?
Re/codeによると、AppleはiWatchの発表イベントを10月に予定しているとのこと。月産300万〜500万台で製造するそうです。
6/7 Mac Proの製造にはWindowsマシンが使われている
「気になる、記になる…」によると、ティム・クックCEOが視察した米テキサス州のMac Pro製造工場では、iMac上でWindowsが稼働していたそうです。
さて、好評発売中のMacPeople 7月号(5月29日発売)では、巻頭特集の新MacBook Air速攻レビューのほか、現行マシンの改造&パワーアップ特集、建築的視点から見たアップルストア特集、Cocos2d-xゲーム開発入門、YouTube動画作成術、デベロッパーに聞くスマホアプリの最新トレンドなどを掲載しています。
|
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります