そもそもスマート電球とは?
オランダのフィリップス社が開発した『Philips hue』は、iOSアプリを使って明るさや色調、点灯・点滅パターンをワイヤレス制御できるスマートLED電球です。
「ブリッジ」と呼ばれる親機と個々の電球をワイヤレスで接続し、ブリッジは家庭内の無線LANに接続します。これにより、ブリッジを介してiOSデバイスからの遠隔操作を可能にした、言わば次世代の照明器具なのです(詳しくはコチラの記事やコチラの記事を参照)。
上の写真が、hueの基本セットである「スターターキット」。1台のブリッジと3個の電球がセットになっています。コントロールアプリの「hue」は無料です。
前置きが長くなりましたが、今回そのhueに、新しい仲間が加わったのです。据え置きの間接照明タイプの『Philips Friends of hue LivingColors Bloom』(通称「ブルーム」)と、テープLEDタイプの『Philips Friends of hue LightStrips』(通称「ライトリボン」)の2製品がそれ。
いずれも本日(6月5日)より、アップルストアの店舗およびオンラインストアにて販売されます。なお、両製品とも制御にはブリッジが必要です。ブリッジは単体販売されていないため、両製品を利用できるのはスターターキットを持っている人に限られます。
据え置き型の「ブルーム」
ブルームは壁や棚などに向けて光を当て、間接照明として楽しむ据え置きタイプ。ソケットがある場所にしか設置できない電球型と違って、好きな場所に手軽に設置できるのが魅力。無線通信のレシーバーは本体に内蔵しています。
上はブルームの設置イメージです。これ1台を置くだけで、白色蛍光灯の殺風景なお部屋もムーディーな空間に早変わり。電球タイプと同様、1600万色以上の色調設定が可能です。各部屋に1台置きたくなってしまいます。
テープタイプの「ライトリボン」
一方、「ライトリボン」は長さ2メートルのテープ状の照明。柔軟な素材のリボンに複数のLED光源が埋め込まれており、自由に曲げることはもちろん、好きな長さにカットすることも可能。裏面が粘着テープになっているため、テレビ台の下やカウンターテーブルの裏側などに貼り付けられるのです。
上はライトリボンの設置イメージ。もちろんこちらも、色調や光り方をアプリで制御可能。にぎやかな演出も、シックな雰囲気づくりも思いのままです。ウホッ、いい照明。
ちなみに、ライトリボンは電源ケーブルの途中にワイヤレスレシーバーのユニットが付いています。フィリップスの方によれば、将来的には複数のリボンを連結可能にすることも考えているとのこと。もしそうなったら、かなり壮大なイルミネーションも家庭で実現できそうですね!
また、当面はアップルストアのみでの販売ですが、一定期間の経過後には販売チャネルを拡大していくそうです。hueのスターターキットも、同様に最初はアップルストアのみの扱いでしたが、いまはアスキーストアとか量販店とかでも買えますしね。
Philips Friends of hue LivingColors Bloom
アップルストア価格 9800円(税抜)
Philips Friends of hue LightStrips
アップルストア価格 10,800円(税抜)
■問い合わせ先 フィリップス エレクトロニクス ジャパン(外部サイト)
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