週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPhoneで色や明るさを制御するスマートLED電球Philips hueがスゴイ|Mac

2013年09月26日 09時30分更新

130925_moro_hue

1600万の色調と明るさをスマホから操作

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、スマートLEDランプ「Philips hue」(フィリップス・ヒュー)を発表しました。本日より全国のApple Store実店舗およびオンラインストアにて販売されます。

130925_moro_hue

 この製品の何が画期的かというと、iPhone/iPadアプリからワイヤレスでコントロールできること。無線LANルーターに接続した「ブリッジ」を経由して、ランプのオン/オフや明るさの調節、色を設定可能なのです。再現できる色数は1600万色以上。気分やシーンに合わせてお好みで室内の灯りを操れちゃうのです。

 ブリッジ・電球間の通信には、近距離無線通信規格ZigBee(ジグビー)を採用。開発担当者によれば、ZigBee(IEEE802.15.4)を採用した理由は、使用電力が小さく開発が容易だからとのこと。
 

専用アプリで自由自在にコントロール

130925_moro_hue

 ライティングの制御には、同名のiOSアプリ(無料)を使用。室内はもちろん、外出先からもコントロール可能です。

130925_moro_hue

 これがPhilips hueアプリの画面。点灯/消灯および4つのプリセットモードのほか、写真などからカラーを抽出してその色をランプで再現することも可能です。

130925_moro_hue

 カラーの指定画面。左はカラーチャートから、右は写真の任意の位置から色をしている様子です。

130925_moro_hue

 タイマー機能も備えており、一定時間をかけて徐々に明るく/暗くする設定が可能。また、位置情報と連動することも可能で、自宅から一定距離を離れたら電源オフ、出先から帰ってくる際は、家に近づいた時点で点灯、なんてこともできます。
 

利用シーン例

130925_moro_hue

 例えば帰宅が深夜になる場合や旅行中など、長時間家を空ける場合は、外出先からhueを点灯させることで、防犯効果も期待できます。

130925_moro_hue

 タイマー機能を目覚まし代わりに使うのもOK。朝方点灯して徐々に明るくなるよう設定しておけば、まるで朝日を浴びるように自然に起床できるというわけです。この設定は曜日ごとに指定でき、休日はオフにしておくことも可能です。

4種類のプリセットモード
130925_moro_hue

 こちらは4つのプリセットモード。「くつろぐ」「本を読む」「集中する」「やる気を出す」の各シーンに最適な色と明るさに自動調節してくれます。ちなみに「やる気を出す」は目覚めた際などに使うと効果的だとか。
 

お家をディスコにすることも可能

 下は、発表会の際に即興で作られたすみれさんとhueのコラボムービー。キレイですねん。なおhueのAPIは公開されており、海外ではすでに40本以上のアプリがリリースされているとか。音に合わせて色を変えたりなど、まるでディスコのような派手ハデなライティングを自宅の照明で実現できるわけです。これぞ未来型照明と言えましょう。

 なお、基本パックである「スターターセット」は、ブリッジ×1基とLEDランプ×3個、LANケーブル1本という内容。詳しいスペックは下記をご参照ください。

 実機を入手次第、使用レポートもアップする予定ですのでご期待ください。

■Philips hue 製品概要
価格 スターターセット:2万6000円(追加ランプ:6980円/個)
口金 E26
消費電力 8W
明るさ 600ルーメン(50W白熱電灯相当)
再現色数 1200万色以上
平均寿命 15000時間
最大利用ランプ数 50個

MacPeopleはNewsstandでも配信中
1ヵ月の定期購読なら最新号が600円!

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう