ASUSは台湾にて9インチの液晶の背面に5インチのフルHDスマートフォンを挿して使える『PadFone』シリーズの最新モデル『PadFone S』を発表した。本製品は6月2日に行なわれるCOMPUTEX2014にて正式公開され、台湾では7月に発売されるようだ。
国内で発売されているSIMフリーのPadFone 2やCES2014で発表されたPadFone Xは黒だったが、本体の色は白と黒が確認できた。
PadFone Sは4G LTE通信、NFC、無線充電に対応。5インチ(1080×1920ドット)のフルHD液晶、CPUにQualcomm Snapdragon800 MSM8974(2.3GHz)、2GBのRAM、16GBのROMを搭載し、最大64GBのマイクロSDカードが使用できる。OSは4.4.2のKitKat。
カメラは1300万画素、インカメラが200万画素。スマホ側のバッテリーは2300mAhで、生活防水にも対応している。
液晶部分は9インチ(1920×1080ドット)フルHD液晶、100万画素のインカメラを搭載。4999mAhのバッテリーを内蔵している。
上部にある3.5インチのヘッドホンジャックはノイズキャンセリングに対応する。
側面は左側にはボタンや端子がなくフラットで、右側に電源キーと音量キーを備える。
底面の液晶とのドッキング端子はPadFone 2と同じに見える。もちろん、PadFone 2と同じく液晶と接続することで液晶内蔵バッテリーで、本体を充電することもできる。
背面の材質はプラスチックゴム。
マイクロSDカードとSIMカードを挿すには、背面を開く必要がある。バッテリーの取り換えはできない様子。
UIは同社のZen UIを採用する。
価格や細かい仕様は、日本国内での発売があるのかと気になることはいくつかあるが、Comtex2014の情報に期待したい。
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