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新時代のソーシャルメディアプラットフォーム『note』のセミナーが開催

2014年05月21日 08時00分更新

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 5月20日、『もしドラ』の編集者として大ヒットに導き、現在はピースオブケイク代表取締役CEOとして『cakes』を運営する加藤貞顕氏によるセミナー“個人向けメディアプラットフォーム「note」から見るメディアの未来”が開催された。

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 セミナーの前半は加藤氏のこれまでの取り組みについて語られ、話はセミナーのタイトルにもある『note』につながっていく。

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 『note』は「今後、すべてのコンテンツはウェブにのるのでは?」といった加藤氏の考えから生まれたソーシャルメディアプラットフォームだ。“トーク”、“イメージ”、“テキスト”、“サウンド”、“ムービー”の5つのコンテンツが提供されており、サービス開始から1ヵ月で2000万PVを達成するなど注目を集めている。名人も個人として参加していて、週アスPLUSやMacPeopleで連載を持つ女優の池澤あやかさんも、個人のページを持っている(外部サイト)。ちなみに、『note』のローンチの際のプロモーションビデオにも池澤さんは登場している。さすがギーク女優。

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 さて、『note』のシステムは『cakes』と真反対だ。『cakes』は、『cakes』が載せる記事を選び有料で記事を公開している。一方、『note』は個人が記事や写真などをアップし、そこにお金が発生していく。ユーザー主体のコンテンツプラットフォームであり、また、開発の際に「既存の常識を疑う」という方針がとられており、従来こういったサービスでは必須であった“ランキング”機能の撤廃についても語られた。

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 そして、各クリエイター、ひいては各コンテンツでコミュニティが発生し、新たなコミュニケーションが発生すること、そして元雑誌編集者としての目線から、コンテンツビジネスの未来についてが語られた。

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 セミナーの後半では、『rockin'on』、『ポンプ』などの創刊に携わり、既に『note』を活用している橘川幸夫氏が登場し、『note』についてのディスカッションが行なわれた。『note』のテーマの“ソーシャルメディアプラットフォーム”というのは実は橘川氏が言い始めて、それを加藤氏が「ピッタリだ」と採用したのだとか。ディスカッションでは、「『ポンプ』は『2ちゃんねる』だったよ」、「『note』は新しい時代のスターバックス。Twitterでもブログでもない」といった発言が飛び出した。

 今後の『note』(もうすぐ公開予定のサービスも!)についても大いに語られたセミナーだったが、そのへんは公式の発表を待ってもらいたい。ともあれ、目が離せないサービスになりそうだ。

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