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iPhone6は8月にリリース確定か?Apple噂まとめ(5/4〜5/10)|Mac

2014年05月11日 16時00分更新

 国内外の噂系サイトで5月4日から5月10日までに出回った内容をまとめました。今回もiPhone6のモックアップ画像が流出しまくりでした。シルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色で着色したモックも登場したほか、モックアップを自作できる3Dプリンター用データも販売されるなど、祭り状態に突入しています。

 肝心のiPhone6については、4.7インチ版が8月、5.5インチ版が9月のリリースとなるようです。5.5インチ版はサファイアガラスを採用するため生産量は少なくなるかもしれないとのこと。

 気になったのは、Appleの人事と米ビーツ社の買収ですね。人事では、広報や北米セールスの担当者が退職するなどの動きがありました。セールス部門は、Apple Storeのリテールとオンラインのトップとなった元バーバリーCEOのアンジェラ・アーレンズ氏の就任と関係があるのでしょうか。

 買収についてはまだ正式発表はないものの、Apple史上最大の買収劇になりそうです。ビーツは、高級イヤホン、ヘッドフォンの製造のほか、音楽ストリーミングサービスも手がけているメーカーです。iPhoneの付属イヤホンに同社の技術が投入される可能性があるほか、利用者数が伸び悩んでいるといわれる音楽ストリーミングサービスであるiTunes Radioのテコ入れになるかもしれませんね。

 さらに、ノキアのスマホ向けカメラ技術であるPureViewのエンジニアを雇用するなど、iPhone6やその先の展開に向けたた準備も着々と進んでいるようです。

5/6 iOS7では電子メールの添付ファイルが暗号化されていない
MacRumor(外部サイト)によると、Appleの公式文書では可能とされている電子メールの添付ファイルの暗号化が、実は処理されていないとのことです。セキュリティーリサーチャーのアンドレス・カージー氏がiOS7.0.4、7.1、7.1.1で検証したところ、暗号化されていないことが判明したとのこと。Appleには報告済みとのこと。iMore(外部サイト)によると、この件についてAppleは次期iOSのアップデートで修正するそうです。

5/6 AppleはiWatchの商標出願を続行中
「気になる、記になる…」(外部サイト)によると、Appleが開発中のウェアラブルデバイスであるiWatchについて、引き続き商標を出願しているそうです。過去に、日本、ロシア、台湾、メキシコ、トルコ、コロンビア、チリ、韓国、ジャマイカなどでiWatchの商標登録を出願しています。韓国では2013年6月3日、2014年4月8日と2回提出されています。

5/6 iPhone付属のイヤホンが心拍数と血圧を測定できるのは嘘
Engadget(外部サイト)によると、iPhoneに付属するイヤホンであるEarPodsの新型に、心拍数と血圧を測定するセンサーが内蔵されるという噂はデマだったそうです。この情報の発信元である人物がジョークのつもりだったと謝罪しているそうです。画期的かなと思ったのですが、残念ですね。

5/6 元バーバリーCEOに約69億円の株式を付与
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、4月末にオンラインとリテールのApple Storeのバイスプレジデントに就任したアンジェラ・アーレンズ氏に、Appleの株式を11万3334株、約69億円相当を付与したそうです。ただし、全株式を実際に付与されるのは2018年だそうで、それまでAppleに在籍することが条件になっています。人材引き留め策でもあるんでしょう。

5/6 iOS7のシェアは88%超に
「気になる、記になる…」(外部サイト)によると、Appleの開発向けページで公開されているiOSのバージョン別シェアで、iOS7が88%に達しているそうです。同データの計測期間は2014年5月4日までの7日間にApp StoreにアクセスしたiOSデバイスのデータを元に算出されているそうです。

5/6 iPhone6の5.5インチモデルはサファイヤ採用の限定モデル
MacRumors(外部サイト)によると、サファイヤガラスを採用すると見られている5.5インチのiPhone6は、製造コストが高いことから生産台数は限定的になるとのことです。サファイヤガラスの液晶カバーの部品コストは約280ドルで、iPhone5sに比べて44ドルもコストアップするそうです。

5/7 4.7型iPhone6はペガトロンが15%受注
EMSOne(外部サイト)によると、台湾ペガトロン社がiPhone6の約15%の受注を獲得したそうです。同社は、iPhone4SやiPhone5cも製造しており、2014年のiPhoneシリーズの出荷台数は最大で5000万台になるそうです。

5/7 次期iPadシリーズはTouch IDを搭載、台湾メーカーが出荷
「気になる、記になる…」(外部サイト)経由、cecb2b.com(外部サイト)によると、台湾TSMC社は4月中旬にiPhone 6」、iPad Ai、iPad mini Retinaに対応した指紋センサーのモジュールの初期ロットを出荷したそうです。次期iPadシリーズにTouch IDが搭載されるのは確実のようですね。

5/7 Appleの広報担当副社長が退社
Re/Code(外部サイト)によると、Appleのワールドワイド・コーポレート・コミュニケーション担当副社長だったケイティ・コットン氏が同社を退社したそうです。同氏は20年近くAppleに在籍し、Appleの機密情報の管理で重要な役割を担っていた人物です。退職の理由は子供との時間を過ごすためらしいです。

5/7 OS X 10.9.3がApple Careのスタッフに配布される
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Apple CareのスタッフにOS X 10.9.3が配布されたそうです。ビルド番号は13D62です。このことから、同バージョンは間もなくリリースされると見られています。

5/7 AppleがインドでのiPhone4の販売を終了
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleは2014年1月からインドで販売を再開していたiPhone4の取り扱いを終了したそうです。供給をこの2週間停止しているのが根拠のようです。

5/7 AppleがOS X 10.9.3とSafari7.0.4を開発者に配布
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleは開発者に向けてOS X 10.9.3とSafari7.0.4を配布したそうです。OS X 10.9.3のビルド番号は13D61で、Apple Careのスタッフに配布されたとされるビルド番号とは末尾の数字が異なりますね。

5/8 ウェアラブル端末の製造ブームは終焉か
EMSOne(外部サイト)によると、台湾や中国の受託生産業者の一部がウェアラブル端末の生産から撤退し始めているそうです。単価や研究・開発費が安く、50万台以上の受注規模がなければ利益が見込めないのが原因だそうです。現状は、10〜20万台程度の発注が多いそうです。台湾の金融情報サイト「理財網」の情報です。現在のウェアラブルデバイス市場は頭ひとつ抜けた製品がない状態で、Appleが今後牽引できそうな市場であるともいえます。

5/8 中国でiPhoneのシェアが低下
EMSOne(外部サイト)によると、市場調査会社であるカウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ社が、2014年1〜3月期の中国のスマホシェアを発表したそうです。1位は韓国サムスン電子社の18%、2位は中国レノボ社の12%、3位が中国シャオミ社の11%、4位がAppleの10%だそうです。

5/8 Appleの北米セールス担当が退職
MacRumors(外部サイト)によると、Appleで北米セールス担当であったゼーン・ロウ氏が退社したそうです。同氏は2年前の2012年4月に入社した人物で、前職はユナイテッド・コンチネンタルホールディングスのCFOでした。後任は、北東アジアセールス担当のダグラス・ベック氏が兼任となるようです。

5/9 ノキアのPureViewカメラのエンジニアをAppleが雇用
Engadget(外部サイト)によると、Appleはフィンランドのノキア社のカメラ技術であるPureViewのエンジニアのアリ・パーティネン氏を雇用したそうです。PureViewは、高画質や暗所撮影の性能を高める技術で、ノキアのWindows Phone端末であるLumiaシリーズに搭載されていました。

5/9 iPhone6用Touch IDはすでに生産が始まっている
EMSOne(外部サイト)によると、今秋の登場が予定されているiPhone6の指紋認証センサーであるTouch IDの封止と測定は、台湾フォーセラ社と中国晶方半導体社が請け負うとのことです。Touch IDは、Apple Aシリーズの製造で知られる台湾TSMC社が生産を担当し、すでにラインが稼働しているそうです。なお、フォーセラはTSMCの子会社です。

5/9 Appleの閑散期が台湾メーカーの業績に影響
EMSOne(外部サイト)によると、iPhone5sなどの金属筐体の製造を手がけている台湾ケーステック社の2014年1〜3月期の業績が低下したそうです。税引後純利益が前期比36.5%減、前年同期比35.8%減となる約38億1480万円(約11億2200ニュー台湾ドル)と減益で、過去6四半期で最低だったそうです。Appleからの発注が減ったことが主な原因のようです。

5/9 iPhone6の4.7インチモデルは8月、5.5インチモデルは9月
EMSOne(外部サイト)によると、iPhone6の4.7インチモデルは当初予定の9月から8月に発売が前倒しされるそうです。台湾系サプライヤーチェーンからのリークだそうです。一方、5.5(5.6)インチの大画面モデルは、予定どおり9月の発売になるとのこと。サファイヤガラスが採用されるのは、やはり5.5インチモデルのみになるそうです。

5/9 iPhone6のモックアップ写真が3色そろう
9 to 5 Mac(外部サイト)が、シルバー、スペースグレイ、ゴールドのiPhone6のモックアップを公開しています。iPhone6のカラバリがこの3色になるかどうかは不明ですが、同じ色でもiPhone5sに比べて曲線的ですね。

5/9 iPhone6のモックアップを自作できるファイルが販売中
MacRumors(外部サイト)によると、各所で流出しているiPhone6のCADデータやレンダリングデータを基にした3Dプリンター用のファイルが販売されているそうです。価格は25ドルでSTL/3DS/OBJ——の3形式のデータが含まれているそうです(外部サイト)。

5/9 Appleが米ビーツ社を32億ドルで買収?
フィナンシャルタイムス(外部サイト)によると、Appleはヘッドフォンメーカーである米ビーツ・エレクトロニクス社を32億ドルで買収する方向で協議しているそうです。早ければ今週にも発表されるとのこと。実現すれば、Apple史上最大の買収劇となります。この買収には、ビーツ社が運営している音楽ストリーミングサービスである「Beats Music」も含まれるとのこと。ちなみに、OS Xの原型となったOPENSTEPを開発していた米ネクスト社ですら買収額は4億400万ドルでした。当時と状況が異なるとはいえ、ハードウェアの基幹となるOSの買収額の8倍もの金額を出すというのは、尋常じゃないですね。Appleが音楽系のハードやサービスに並々ならぬ力を注ぐ気であることは確実でしょう。

5/9 サファイア関連業者が生産を拡大
EMSOne(外部サイト)によると、需要拡大を受けて、サファイア・ブール、サファイア基板、パターン化サファイア基板(PSS)などの生産能力の拡張を積極的に進めているそうです。Appleは、次期iPhone6の5.5インチモデルでサファイアガラスを採用するといわれていますね。

5/10 iPhone6の新CADデータが流出
FENG.COM(外部サイト)が、iPhone6の新しいCAD画像を公開しています。画像は全5枚で、本体サイズは幅66.97×高さ138.14だそうです。

5/10 iPhone6の厚みは7mm
「気になる、記になる…」経由(外部サイト)、Apple.club.tw(外部サイト)によると、多数流出しているiPhone6のモックアップをノギスで計測したところ、本体サイズは幅67×高さ138×厚さ7mmで、幅58.6×高さ123.8×厚さ7.6mmのiPhone 5sよりも0.6mm薄く、幅58.6×高さ123.4×厚さ6.1mmの第5世代iPod touch」より0.9mm厚いそうです。
 


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