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auが日本初となる高速通信『キャリアアグリゲーション』を夏モデルより導入と発表

2014年04月21日 14時37分更新

 auは、日本で初めての高速通信『キャリアアグリゲーション』の導入を発表しました。
 キャリアアグリゲーションは、“LTE-Advanced”技術のひとつであり、複数のLTE周波数帯を同時に利用して、さらなる高速通信を実現するもの。

KDDIキャリアアグレーション

 今までは連続した20MHz帯域までしか利用することができませんが、キャリアアグリゲーション技術によって800MHzの10MHz帯域と2.1GHzの10MHz帯域を重ねることにより、受信最大150Mbpsエリアを一気に全国へ広げるようです。

 2014年の夏モデルから、キャリアアグリゲーション対応のauスマホが対象。同時に複数のLTEの周波数帯を利用することで、片方が混雑しても、もう片方で通信速度を補えるとのことで、さらなる快適な通信環境が実現しそうですね。

 下記プレスリリースになります。

~受信最大速度150Mbpsエリアを一気に全国へ拡大~
No.2014-071
KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社
2014年4月21日

KDDI、沖縄セルラーは、2014年夏を目途にLTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」の技術であるキャリアアグリゲーション (以下、CAと記載) を日本で初めて導入します。(注1)

今回導入する「LTE-Advanced」技術の一つであるCAは、複数の周波数帯で同時にLTEのデータ通信を可能とするもので、周波数毎に受信したデータを足し合わせることにより最大で150Mbps (注2) の通信速度を実現します。また、周波数の帯域を効率的に利用することで、より安定した高速データ通信の環境をお客さまにご提供します。
これにより、受信最大速度150Mbps対応の基地局は、CA導入時点で約2,500局 (2.1GHz帯含む)、2015年3月末には一気に全国約20,000局に拡大していきます。

今後もLTEエリアの更なる拡大や品質向上、新技術の積極的な導入により、快適なデータ通信環境を提供していきます。

注1)
2014年4月21日時点。他社公開情報に基づく自社調べ。
注2)
ご利用地域やご利用端末によって最大通信速度が異なります。また、通信速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境、回線の状況などにより低下する場合があります。

●関連サイト
該当プレスリリース
au
 

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