オタクへの理解は進んだのか『オタク的想像力のリミット』他【今週の新刊】
2014年04月20日 15時00分更新
発売されたばかりの気になる書籍をご紹介。今週は『オタク的想像力のリミット』、『人体 ミクロの大冒険』、『シュレーディンガーの猫、量子コンピュータになる。』の3冊です。
オタク的想像力のリミット
監修 宮台真司、編 辻泉、岡部大介、伊藤瑞子
筑摩書房
2700円
オタクの“出現”から30年。多数派となり、国際的に広がる中で理解は進んだのか。鉄オタからファンサブまで、変わり続けるオタク文化を社会学的に分析したオタク論集。
人体 ミクロの大冒険
著 NHKスペシャル取材班
角川書店
1500円(Kindle版)
細胞という単位で人体を探るNHKスペシャル番組。生きたままの状態で細胞の体内活動を観察する“バイオイメージング”技術など、制作の裏側から生命の仕組みに迫る。
シュレーディンガーの猫、量子コンピュータになる。
著 ジョン・グリビン
青土社
2808円
0と1の両方を記憶することができる“量子ビット”。実用化が期待される量子コンピューターの原理を、チューリングやノイマンの古典的コンピューターから解説した入門書。
※本記事は週刊アスキー4/29号(4月15日発売)の記事を転載したものです。
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