ソニーは夏に向けて4K対応『ブラビア』をフルモデルチェンジ。4月15日に発表した最新モデルは高画質もさることながら、4K対応テレビの普及を一気に加速させるべく、ラインアップを大幅に拡充。3シリーズ8モデルという幅広いシリーズ・サイズ展開で4Kテレビ市場への大きなインパクトをねらっている。
なかでも注目はスリム&シンプルデザインの『X8500B』シリーズ。70インチ~49インチの4モデルを用意し、大画面やリーズナブルな価格というラインアップで、幅広いユーザーニーズへ応えようとしている。
一方、高画質・高音質モデル『X9200B』シリーズと最高画質モデル『X9500B』シリーズには、ソニーが誇る高画質テクノロジーが惜しみなく生かされ、高輝度・高精細・広色域を備えたプレミアムモデルとなっている。
●スリム&シンプルデザイン『X8500B』シリーズ
『X8500B』シリーズは細いベゼルと薄型ボディーのスリム&シンプルなデザインが特徴。70インチの大型サイズを用意する一方で、49インチモデルは4K対応ながら実売で32万円前後という比較リーズナブルな価格で展開している点に注目だ。
『X8500B』シリーズ ラインアップ(※価格はすべて税別)
KD-70X8500B(70インチ)
予想実売価格 65万円前後(6月28日発売予定)
KD-65X8500B(65インチ)
予想実売価格 56万円前後(6月14日発売予定)
KD-55X8500B(55インチ)
予想実売価格 36万円前後(6月14日発売予定)
KD-49X8500B(49インチ)
予想実売価格 32万円前後(6月14日発売予定)
●高画質・高音質モデル『X9200B』シリーズ
従来からの高画質はもちろん、X9200Bシリーズでは“X-Tended Dynamic Range”という高輝度技術を駆使し、従来のエッジ型LEDでは困難だった“輝き”と“あでやかな映像”を表現する。
X9200Bは高音質にもこだわったシリーズでもあり、大型のフロントサイドスピーカーを搭載。ウーハーとツイーターのほかに、従来モデルでは背面に搭載していたサブウーハーを前面に配置し、より聞き取りやすい低音を実現している。
また、新機能“ライブサッカーモード”を搭載(X8500B、X9500Bシリーズにも搭載)。リモコンに専用ボタンを用意し、観客の声援を強調し、スタジアムにいるような臨場感を演出するという。また、FIFAオフィシャル映像や、サッカー関連のYouTube動画を楽しむ入り口になるとのこと。 6月から始まるFIFAワールドカップ ブラジル 2014の視聴を見据えた機能だ。
X9200Bは側面から見ると、下部に広がりがあるクサビ形のをしているため、サブウーハーをスッキリ収納することができている。
『X9200B』シリーズ ラインアップ(※価格はすべて税別)
KD-65X9200B(65インチ)
予想実売価格 65万円前後(5月24日発売予定)
KD-55X9200B(55インチ)
予想実売価格 45万円前後(5月24日発売予定)
●最高画質モデル『X9500B』シリーズ
直下型LEDバックライトを搭載した最上位モデルで、ブラビア史上で最高画質を実現。高輝度技術では、X9200Bで採用している“X-Tended Dynamic Range”をさらに進化させた“X-Tended Dynamic Range PRO”を搭載し、高輝度&高コントラストな映像表現が可能だ。
X9500Bの85インチモデルのスタンドは、“テーブルトップスタイル”(左)のほかに“フロントスタンドスタイル”(右)も同梱している。
『X9500B』シリーズ ラインアップ(※価格はすべて税別)
KD-85X9500B(85インチ)
予想実売価格 200万円前後(7月26日発売予定)
KD-65X9500B(65インチ)
予想実売価格 80万円前後(5月24日発売予定)
■関連サイト
ソニー『BRAVIA』
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります