地獄副変が興奮しながら手渡してきた最新のスマートウォッチOmate『TrueSmart』をレビューしていきます。
TrueSmartは、IP67の防水、防じんに対応している3G通信対応のスマートウォッチ。3G通信も可能で、このTrueSmart単体でAndroidとして使えます。
まず箱の大きさに圧倒されました。EXPANSYSジャパン(外部サイト)から借りてきたとのことですが、普通のスマホが入っている箱よりはるかにデカイんです。iPhone5cと並べてご覧ください。
おそるおそる開けてみると、ネームプレートらしきものと本体が入っていました。
さらに中身をのぞいてみると、なにやら普通とはワケが違うようです。ドライバーにネジ、さらに台座のようなものが顔を覗かせました。Bluetoothヘッドセットもついています。
TrueSmartは、IP67相当の防水を維持するために、SIMの交換はネジ式になっているとのこと。ネジを開けてコンニチハーすると、おそらくゴム製のパッキンとの2重構造になっていました。ネジが相当小さいので、あらかじめ予備がついているのでしょう。
また、充電のためのコネクターやイヤホンジャックはついていません。付属のステーションにカパッとハメて充電を行ないます。
もちろん3G通信できますし、通話もできます。もうこのTrueSmartだけで、他のスマホはいらないんじゃないかという勢いです。バッテリーが600mAhしかないので、1日持たないのがたまに傷ですが。
肝心の中身はAndroid4.2を搭載しており、4つのアイコンを配置できる独自のホーム。ディスプレーは1.54インチで解像度240×240、220dpiとなっております。
イタズラ心が働いて、ホームランチャーを入れてみるとこのような表示に。なるほど快適に操作するならば、4つのアプリ配置である標準ホームがベストみたいですね。
本体の操作方法も、使いやすいように工夫がされています。上に電源ボタン、下にホームボタンが配置されており、一見すると“戻る”と“メニュー”の操作ができないように見えますが、ディスプレーのハジから右方向にスワイプするとメニュー、左方向へのスワイプで戻るの操作ができます。
ホームボタンを長押しするとSiri的なアプリが起動します。これはGoogle Nowなど変えたいところですね。
重量112グラムと少し重めなのがネックですが、腕時計をつけていると思えばそこまで気になりませんでした。
ゲームのアプリにも一部対応しており、編集部内で流行っているLINEツムツムを入れてみたところ、この画面サイズでどれだけハイスコアが出せるかの奪い合いになりました。特にゆうこば氏はアイテム無しで5万点を叩き出しました……おそるべし。
今回もお待ちかねの日本語化。まずは設定のアイコンから“SYSTEM”→“About Phone”と進み、“Custom build version”を連打。開発者モードを出してあげます。
その後はUSBデバッギングのチェックをつけて、パソコンと合体。
パソコンとつないでからしばらく待っても、ドライバーのインストールはされずに、デバイス見つからないと怒られてしまいました。
ないのなら探し出せばいいんですね!ってことで『AdbDriverMaker』の出番。検索をかけるとあら不思議、スグに見つかるのでさっさとインストールしましょう。
adb shellが通りま……ってまさかの“#”が出迎えてくれました。なんかうん、TrueSmartだけでも頑張ればなんとかなるかもしれませんね。
あとはいつものおまじない「pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION」をかけて、more localeで日本語にしてあげれば・・・・・・。
美しい日本語で表示されます。今回は画面が小さめなので、スクリーンショットの“いとへん”で確認をどうぞ。
なお、標準ホームや設定画面はTrueSmart用にカスタマイズされたものらしく、日本語化の恩恵はほぼ受けられないのであしからず。
今年最強と言っても過言ではないこのTrueSmart。腕時計としてもスマホとしても楽しめ、しかも防水なので持っておいて損は無さそうですね。
●関連サイト
Omate TrueSmart Smartwatch
(C) Disney (C) Disney/Pixar
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