週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

iPhone6とiWatchはNFCを搭載?Apple噂まとめ(4/6〜4/12)|Mac

2014年04月13日 16時00分更新

 国内外の噂系サイトで4月6日から4月12日までに出回った内容をまとめました。台湾KGI証券のミン・チ・クー氏が数多くの情報を提供してくれました。同氏の予想は、サプライヤーチェーンの部品製造状況に基づいているため、Apple系の製品ラインアップの予想について的中率が高いといわれています。

 iPhone6については、発売時期が早まるという予想もありましたが、4.7インチモデルについては例年どおりもしくは1カ月ほど遅れる可能性があります。5.5インチモデルの発売は年内になるもようです。同時発売になるのか、順次発売になるのかは未定です。そのほかiOS 8に向けて、付属アプリや既存サービスの刷新なども考えらているようですね。

 さまざまな情報が錯綜しているウェアラブルデバイスのiWatchですが、こちらは9月に発売されるそうす。iPhone6とiWatchにはNFCが搭載されるようで、両デバイスの連携(ペアリング)などに活用される見込みです。

4/6 iTV向けの65インチ有機ELモニターがサンプル出荷
Korea Herald(外部サイト)によると、韓国の無名メーカーがiTV用の有機ELパネルを開発しているそうです。IBKセキュリティーズのアナリストの分析です。Appleも開発に協力しているそうです。iTVの発売が遅れているのは、採用するパネルを液晶から有機ELに変更したことが原因のようです。

4/7 iPhone6は大型化確定!内部資料で明らかに
iDownload Blog(外部サイト)によると、Appleの2013年10~12月の事業計画の資料が流出し、消費者が大型モニターを搭載したスマートフォンを望んでいることを認識していたそうです。認識していたということは、作っているということなんでしょう。ただし、安価のiPhoneも必要とされていたはずが、ふたを開けてみるとさっぱりでしたから、どういうスペックでどういう売り方をするかは難しいですね。

4/8 MacBook Pro Retinaに12インチモデルは下半期に発売?
EMSOne(外部サイト)によると、Appleは2014年下半期にMacBook Pro Retinaの新製品をリリースするとのこと。通年の出荷目標を前年比1割増しの1380万台に設定したそうです。この新製品群には12インチのMacBook Pro Retinaが含まれるようで、価格は1000ドル以上となるようです。また、ヒンジは中空ヒンジと呼ばれるタイプになるそうです。台湾の聯合輓報の情報です。13インチがあるのになんでを思うかもしれませんが、おそらく12インチジャストぐらいにサイズになり、MacBook Airの11インチモデル(正確には11.6インチモデル)のRetina版のようになるのではないかと。

4/8 iWatchは今秋発売で調整中
EMSOne(外部サイト)によると、Appleが開発中と噂されているウェアラブルデバイスであるiWatchは、今秋にはリリースされるようです。台湾の経済日報の情報です。すでにiWatchのサプライヤーチェーンが明らかになっており、リークされた部品表(BOM)から判明したようです。タッチパネルは台湾TPK社が、組み立ては大手組み立てメーカーである台湾クアンタ・コンピュータ社が独占的に請け負うとのこと。

4/8 次世代iPhoneの通信モジュールはApple製に?
DigiTimes(外部サイト)によると、Appleは2015年に発表予定の次世代iPhoneで使うベースバンドチップを自社開発する方向で計画を進めており、研究開発チームを作る予定のようです。現在のベースバンドチップは、米クアルコム社が設計、台湾TSMC社が製造していますが、Appleが自社開発となると、生産は韓国サムスン電子社や米グローバルファウンドリーズに発注されるかもしれないそうです。

4/8 Apple小売部門の総責任者にナイトの勲章
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Apple小売部門の総責任者に就任予定の現バーバリーのCEOであるアンジェラ・アーレンツ氏が、英国よりナイトの称号を授与されたそうです。ナイトの称号を授与されると、女性はデイムの敬称で呼ばれるようです。

4/8 iOS7のシェアは87%と圧倒的
MacRumors(外部サイト)によると、Appleが開発者向けに公開しているサポートページで、最新のiOSシェアを公開したそうです。最新のデータでは、iOS7のシェアが87%となっており、前回の1月のデータより7%増加しているとのこと。同データの計測期間は2014年4月6日までの7日間で、App Store にアクセスしたiOSデバイスのデータが元になっているそうです。

4/8 ThunderboltでMacとWindowsが合体可能に
MacRumors(外部サイト)によると、米インテル社は「Thunderbolt Networking」と呼ばれる技術を発表したそうです。これは、ThunderboltでMacとWindowsマシンを直結することで、高速なデータ通信を実現する技術らしいです。理論値は10ギガビットイーサレベルとのこと。Mac同士はすでに対応済で、今後はPC向けのドライバーがリリースされるようです。

4/9 iPhone6は4.7インチは7月、5.5インチは9月に量産開始
EMSOne(外部サイト)によると、iPhone6はやはり2種類の液晶サイズがラインアップされ、4.7インチは7月、5.5インチは9月に量産開始されるそうです。ただし、発売日は10~12月ごろになるそうです。台湾紙・工商時報の情報です。今年の秋は2種類のiPhoneとiWatchの同時発売という空前の祭りモードに突入するかもしれませんね。

4/9 純正「マップ」アプリに修正完了を通知する機能が加わる?
MacRumors(外部サイト)によると、iOSの「マップ」アプリの間違いを報告したユーザーに対して、修正が完了した際にその旨を使える機能をテストしているそうです。ある読者からの情報提供が根拠のようですが、すべてのユーザーで使える機能ではないのかもしれません。

4/9 iWatchは9月に発売
DigiTimes(外部サイト)によると、Appleが開発中と噂されているウェアラブルデバイスのiWatchは9月発売で、台湾のフレキシウム社、シンテイ・テクノロジー・ホールディング、キャリアー・テクノロジーの3社がフレキシブル基板のサンプルを供給しているそうです。Appleは部品の出荷については8月ごろを要求しているとのこと。iWatchでは、心拍数・体温を計測できるだけでなく、紫外線の量も計測できるセンサーが内蔵され、iOS 8に搭載される「Healthbook」で管理できるそうです。

4/10 サファイアガラス搭載のiPhoneは最上位の64GBのみ?
EMSOne(外部サイト)によると、iPhone6で液晶カバーにサファイアガラスが採用されるのは、64GBモデルのみとなるようです。発売時期は、9〜10月に4.7インチ、年末に5.5インチが登場するとのこと。台湾KGI証券のアナリストの最新リポートです。

4/10 iPhone6はNFC搭載し、インターフェースも変わる
MacRumors(外部サイト)によると、iPhone6はハードウェアの仕様にも変化が見られるとのこと。電源/スリープボタンの位置が本体側面に移動するそうです。また液晶の解像度は、4.7インチモデルが1334×750ドット(326ppi)、5.5インチモデルが1920×1080ドット(401ppi)になるそうです。CPUはApple A8で、メインメモリーは1GB、生体認証にTouch IDを搭載します。液晶両脇のベゼル部分は、10〜20%ほど狭くなり、厚みは6.5〜7.0mm程度になるそうです。背面カメラはF2.2のレンズを搭載した800万画素で、光学手ぶれ補正機能が組み込まれるようです。さらに、長らく搭載が噂されていたNFCをついに採用するとのこと。おそらく最上位となる64GBモデルのみ、液晶面にサファイアガラスが採用されるそうです。台湾KGI証券のアナリストの最新リポートです。

4/10 新型iMacは6月、MacBook Air Retinaは今冬
MacRumors(外部サイト)によると、噂されている低価格のiMacは6月ごろに登場するようです。また、Retinaディスプレイを搭載するMacBook Airは2014年の遅い時期にリリースされるそうです。このMacBook Airは12インチになると考えられており、既存モデルに比べて薄くて軽くなるようです。現在のMacBook Airをさらにスリム/軽量化するのは至難のワザだと思いますが、どうなるのか楽しみ以外ありませんね。台湾KGI証券のアナリストの最新リポートです。

4/10 大画面のiPhone6の画面写真が流出?
BGR(外部サイト)によると、WeiboにiOS8の画像が公開されているそうです。アイコンの配列が5×7となっており35個のアプリを1画面に登録可能になっています。登場が噂される4.7インチモデルは、従来モデルよりも横幅が広くなると考えられているので、それに合わせた変更かもしれませんね。解像度は1600×966ドットと、ほかの噂とは異なるスペックです。付属アプリには「CarPlay」「Watch Utility」「Healthbook」が加わるようです。フェイクの可能性が高いですね。

4/10 iWatchには十数万円の高級モデルも登場
MacRumors(外部サイト)によると、Appleが開発中と噂されているウェアラブルデバイスであるiWatchは9月にリリースされるそうです。iPhoneとiPadと連携するデバイスとなるほか、NFCを搭載するそうです。iPhone6にもNFCが搭載されるとの噂があるので、両デバイスのペアリングなどに使われるのかもしれませんね。台湾KGI証券のアナリストの最新リポートです。

4/10 Haswell Refreshが発売が遅れ、新iMacは6月に
DigiTimes(外部サイト)によると。米インテル社は現行のデスクトップ向けのCore iプロセッサー「Haswell」の改良版に当たる「Haswell Refresh」の発売は、4月から5月に延期されるそうです。5月に、対応チップセットである9シリーズと一緒にリリースするとのこと。5月11日発表が濃厚なようです。これを受けて、より低価格になると噂されている新型iMacは、5月下旬から6月の発売になるようです。

4/10 AppleのUIチームのリーダーが退社へ
Financial Times(外部サイト)によると、Appleでヒューマインインタフェースの設計チームのリーダーだったグレッグ・クリスティー氏が今年後半に退社するそうです。同氏は約20年Appleに在籍していた古株です。デザイン担当副社長のジョナサン・アイブ氏との対立が報道されていたようですが、Appleはこの報道を否定しているようです。退社にはなんらかの理由があると思いますが、最近のOS XやiOSのUIはアイコンデザインなど直感的と言えない部分もあるので、方針の違いによる退社という線も考えられますね。ちなみにAppleは古くから、開発者に向けてヒューマイン・インタフェース・ガイドライン(HIG)と呼ばれるアプリの基本設計を記した文書を公開しており、この文書が各種アプリの統一感を形成することに寄与してきました。

4/10 2014年のAppleのローンチ計画
MacRumors(外部サイト)によると、台湾KGI証券のアナリストが2014年に発売される製品のローンチスケジュールをまとめているそうです。ちなみに、以前噂に上がったiPad Proは2014年中には発表されないとのこと。

iWatch
モニター 1.3/1.5インチのフレキシブル有機EL
搭載機能 生体認証/NFCチップ/ワイヤレス充電
バッテリー容量 200~250mAh
価格 最上位モデルでも1000ドル未満
発売時期 7~9月
iPhone6
CPU Apple A8
モニター 1334×750ドット/326ppi(4.7インチ)、1920×1080ドット/401ppi(5.5インチ)、低温ポリシリコンパネル
メモリー 1GB
背面カメラ 光学式手ぶれ補正機能
本体デザイン 細いベゼル、本体の厚みは6.5~7.0ミリ、電源ボタンが本体側面に、金属筐体
サファイアガラス 4GBモデルのみに搭載
発売時期 7~9月(4.7インチ)、5.5インチ(10~12月)
iPad Air 2
CPU Apple A8
生態認証 Touch ID
背面カメラ 800万画素
発売時期 10月
iPad mini Retina
CPU Apple A8
生態認証 Touch ID
発売時期 10~12月
備考 デザインは変化なし、現行モデルは廉価版として併売
Apple TV
本体デザイン ファンレスで薄型化
トラックパッド メカニカルボタンが非搭載に
発売時期 10~12月
備考 Retinaディスプレイを搭載するかどうかは未定
MacBook Pro
発売時期 10~12月
iMac
発売時期 5~6月
Apple TV
発売時期 10~12月

 

4/10 OS X 10.10のコードネームはNapaに
TGAPP(外部サイト)によると、次期OS XであるOS X 10.10のコードネームは、NapaもしくはNapa Valleyになるそうです。Napaは、米国サンフランシスコにある渓谷の名称で、ワインの産地として有名ですね。これまでもOS Xの内部コードネームに、カベルネなどワイン用ぶどうの品種が付けられたこともあるので、可能性はありそうですね。次期OS XはフラットUIになるのでしょうか。

4/10 Appleが開発者にOS X 10.9.3をリリース
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleは開発者向けにOS X 10.9.3を配布したそうです。ビルド番号は13D38です。フォーカスエリアは、グラフィックドライバ−、オーディオ、Safariとなっています。

4/10 iTunes Storeが大幅にリニューアル?
Billboard(外部サイト)によると、Appleは音楽ダウンロード販売の不調や、「iTunes Radio」の失敗を踏まえて、サービスの大幅刷新を検討しているそうです。ちなみにiTunes Radioの利用者が実際に楽曲の購入ボタンを押す割合は1~2%とかなり低いようです。Android版のiTune Storeを用意しているという噂もありますね。

4/11 Appleが6月にハイレゾ音源の販売を開始
MacRumors(外部サイト)によると、Appleは6月にハイレゾ音源をiTunes Storeで販売するとのこと。WWDCでも発表が見込まれています。ローンチタイトルは、Led Zeppelinのリマスター版となるそうです。Appleは数年前から、レーベル各社に対して24ビットの音楽ファイルを提出させていたそうです。

4/11 Appleのおかげで台湾の基板メーカーが躍進
EMSOne(外部サイト)によると、台湾のZDT社、フレキシウム社、キャリアー社の3社が、前月から営業収益(売上高)を大きく延ばしたそうです。iPhone向けのフレキシブル基板の製造が好調だったようですね。台湾の「中央社」の情報です。 

4/11 4.7/5.5インチのiPhone6用ハードケース写真が流出
Nowhereelse.fr(外部サイト)によると、iPhone6の4.7/5.5インチ用のハードケースの画像が流出したそうです。画像を見ると、4.7インチ用と言われているケースは、従来のiPhone5sの形状そのままに見えますね。一方、5.5インチ用と言われているケースは、ひとまわり大きな形状になっています。電源ボタンは側面に移動するという噂がありますが、いずれのケースの上面に用意されていますね。

4/12 ブランディングデザイン会社のCEOがAppleに復帰
MacRumors(外部サイト)によると、米ウォルフ・オリンス社のCEOであるカール・ベーゼルマン氏がAppleに復帰するとのこと。同氏は、1992〜1994年にAppleでデザインディレクターとして在籍していた人物だそうです。復帰後は、マーケティング・コミュニケーションを担当するそうです。フィル・シラーの下に就くのでしょうか。

4/12 次期Apple TVはモーションコントロール機能搭載か
BGR(外部サイト)によると、AppleのセットトップボックスであるApple TVの次期バージョンは、XboxのKinectに似たモーションコントロール機能を搭載するそうです。Appleは、Kinectの初期バージョンを開発していたイスラエルのプライム・センス社を買収済みなので、同社の技術が応用されるのは確実でしょう。発売は10月以降になるもようです。

4/12 Appleが水力発電所事業を引き継ぐ
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleはオレゴン州ブラインビルに新しいデータセンターを建設中で、地域内にある水力発電所の事業も引き継ぐとのこと。これは、米EBDハイドロ社が所有していた用水路を利用したプラントで、3〜3.5メガワットの発電が可能です。データセンター用の電力源となるのでしょう。


 さて、好評発売中のMacPeople5月号(3月28日発売)は、Macintosh30周年特集第3弾!「History of Mac OS」と題して、初代MacintoshのSystem 1.0から最新のOS X Mavericksまで歴代Mac OSが受け継いできた仕組みや機能を隅々まで紹介しています。そのほか、WindowsからMacへの乗り換え術、iOS 7.1の新機能紹介、iBeaconの活用テクニックまで盛りだくさんです。

5月号はSystem 1.0とiOS 7.1が目印
MacPeople 5月号(3月28日発売)
Amazonで購入は表紙をクリック

 またMacPeople 4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。そのほか、2014年知っておきたい最新テクノロジー解説、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくり楽しんでいただけること間違いなしです。そしてMacPeople 3月号は、Macintosh30周年特集第1弾として、「30th Anniversary Macintosh」を掲載しています。歴代の一体型/デスクトップ型として初代MacintoshからSE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macの驚愕のテクノロジーをひも解いていきます。また第2特集では、最新のMac Proも詳しく紹介しています。3号まとめて手に入れると、30年間のMacの歴史が丸わかりですよ!

4月号はPortableと両Airが目印
MacPeople 4月号(2月28日発売)
Amazonで購入は表紙をクリック
3月号は初代Macと最新Mac Proが目印
MacPeople_2014_03
Amazonで購入は表紙をクリック

【MacPeopleデジタル版をNewsstandでも配信中!】
1ヵ月の定期購読なら最新号が600円で読めます

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります