国内外の噂系サイトで3月30日から4月5日までに出回った内容をまとめました。世界最大も携帯キャリアである中国チャイナモバイルのLTE通信網に合わせた、TD-LTE版のiPad AirとiPad mini Retinaが登場しました。Appleが公開している対応周波数と国別リストによると、TD-LTE版は日本でも利用可能で対応キャリアはauとソフトバンクとなっています。おそらく2.5〜2.6GHz帯でサービスを実施しているauのWiMAX 2+、ソフトバンクのSoftBank 4G(AGXP)に対応していると考えられます。両キャリアがTD-LTE版のiPadを出すかどうかはわかりませんが。一方、ドコモ版iPadは3月末までには出る出ると噂されながら、まだ出てませんね。
そのほかiPhone6の図面や背面パーツらしきものの流出などもありました。iPhone6用の4.7インチ液晶の量産は5月ごろと予想されているほか、部品によっては2〜3月ごろから量産が始まっています。6月ぐらいに各種パーツの供給が安定すると思われるので、例年の秋よりは少し早い晩夏にリリースされる可能性がありますね。
3/31 フォックスコンのApple依存率4割に低下
EMSOne(外部サイト)によると、iPhoneの組み立てで知られる台湾フォックスコン社ですが、依存率は4割程度になっているそうです。同社の2013年の業績は、営業収益(売上高)が前年比1%増の13兆4300億円(3兆9500億ニュー台湾ドル)、税引後純利益は前年比13%増の3628億円(1067億ニュー台湾ドル)の増収増益だったそうです。
4/1 iPhone6の図面は背面ボディーが流出か
nowhereelse.fr(外部サイト)によると、iPhone6の図面や背面ボディーの部品が、組み立てを行っている台湾フォックスコン社の工場から流出したそうです。
4/1 TD-LTEに対応したiPad AirとiPad mini Retinaが登場
Apple(外部サイト)は、中国チャイナモバイル社のLTE通信に併せて、TD-LTE版のiPadシリーズを発売したそうです。通常版とTD-LTE版の対応周波数は以下のとおりです。auのWiMAX 2+やソフトバンクのAXGP(SoftBank 4G)は、2.5〜2.6GHzのTD-LTEと互換性がありますね。しかも、Appleが公開している各種iPadのLTE対応状況(外部サイト)をみると、なんとTD-LTE版iPad Air、iPad mini Retinaの対応表の中に、auとソフトバンクが入ってます。
TD-LTE版 | 通常版(FD-LTE) | |
対応するLTE 周波数帯 | iPad Air(A1476)iPad mini Retina(A1491) | iPad Air(A1475)iPad mini Retina(A1490) |
1(2100MHz) | ○ | ○ |
2(1900MHz) | ○ | ○ |
3(1800MHz) | ○ | ○ |
4(AWS) | ○ | |
5(850MHz) | ○ | ○ |
7(2600MHz) | ○ | ○ |
8(900MHz) | ○ | ○ |
13(700cMHz) | ○ | |
17(700bMHz) | ○ | |
18(800MHz) | ○ | ○ |
19(800MHz) | ○ | ○ |
20(800DDMHz) | ○ | ○ |
25(1900MHz) | ○ | |
26(800MHz) | ○ | |
38(TD 2600) | ○ | |
39(TD 1900) | ○ | |
40(TD 2300) | ○ |
4/1 iPhone6向け4.7インチパネルは5月から量産開始
ロイター(外部サイト)によると、iPhone6用の4.7インチパネルは5月から量産が始まるそうです。5.5インチについては数カ月遅れるようです。供給元は、シャープ(株)、韓国LGディスプレイ社、(株)ジャパンディスプレイの3社です。
4/1 iPhone6のボディーを台湾メーカーが製造か
EMSOne(外部サイト)によると、台湾ライトン・テクノロジー社傘下で携帯電話用のボディーを製造している台湾パーロス社が、iPhone6のサプライチェーン入りを果たしたそうです。パーロスは、iPhone5cのプラスチックボディーの製造を請け負っていた会社のようです。
4/1 iPhone用のパチもん充電器が爆発
Phone Arena(外部サイト)によると、米国ミネソタ州でAppleの認証を受けていないサードパーティーの充電器が爆発したそうです。eBayで購入した10ドルの充電器だそうです。
4/3 iPhone景気ですずの需要が激増か
EMSOne(外部サイト)によると、iPhone用基板の製造ではんだ付けに使うすずの需要が激増しているそうです。はんだといえば、すずと鉛の合金ですが、最近は有害な鉛を使わない無鉛はんだに置き換わっていますね。台湾の金融情報サイト「理財網」の情報です。
4/3 Appleがルネサス子会社を買収か
日本経済新聞(外部サイト)によると、Appleはルネサスエレクトロニクス(株)の子会社である(株)ルネサスエスピードライバの買収を検討しているそうです。業績不振のルネサスエレクトロニクスが液晶向けの半導体事業から撤退することに伴い、部品の安定供給を図りたいAppleが近づいたようですね。ルネサスエスピードライバは、液晶パネルのドライバICなどを製造しています。
4/3 Windows 8.1で「スタート」メニューが復活へ
The Verge(外部サイト)などによると、米マイクロソフト社はWindows 8.1の照覧のアップデートで「スタート」メニューを復活させるそうです。OS Xでも、Public Betaのときに「アップル」メニューがメニューバーの中央に移動していましたが、ユーザーなどからの猛烈な反対で元の位置に戻ったという経緯があります。Windowsもベータ状態で方針を撤回しておけばよかったと思いますが、なんだかグダグダですね。
またメトロアプリを「ウィンドウモード」で起動できる新機能についても併せて提供されるとのこと。
4/4 フォックスコン製激安タブレットが登場
EMSOne(外部サイト)によると、iPhoneの組み立てで知られる台湾フォックスコン社が、すべて自社で製造した部品を使ったタブレットを出荷したそうです。同社の中国貴州工場で製造されたもので、999元(約1万6500円)となるそうです。「貴陽日報」「貴州都市報」の情報です。
4/4 iPad版Officeのダウンロード件数は1200万本を突破
米マイクロソフト社(外部サイト)によると、日本を除く135の国や地域で配布中のiPad版Officeのダウンロード数が1200万本を突破したとのこと。この中には、OneNoteのiPad版のダウンロード数も含まれているようです。よく100万ダウンロード突破などは聞きますが、1200万ダウンロードというのは衝撃すぎですね。日本国内ではiPad版Officeの配布時期は未定ですが、もうこの流れを止めることはできないですね。
4/4 OS X 10.9.3の新ビルドが登場
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleは開発者向けにOS X 10.9.3をリリースしたそうです。ビルド番号は13D33です。フォーカスエリアは、オーディオ、Safari、USB経由での連絡先とカレンダーのiTunes同期です。
さて、好評発売中のMacPeople5月号(3月28日発売)は、Macintosh30周年特集第3弾!「History of Mac OS」と題して、初代MacintoshのSystem 1.0から最新のOS X Mavericksまで歴代Mac OSが受け継いできた仕組みや機能を隅々まで紹介しています。そのほか、WindowsからMacへの乗り換え術、iOS 7.1の新機能紹介、iBeaconの活用テクニックまで盛りだくさんです。
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またMacPeople 4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。そのほか、2014年知っておきたい最新テクノロジー解説、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくり楽しんでいただけること間違いなしです。そしてMacPeople 3月号は、Macintosh30周年特集第1弾として、「30th Anniversary Macintosh」を掲載しています。歴代の一体型/デスクトップ型として初代MacintoshからSE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macの驚愕のテクノロジーをひも解いていきます。また第2特集では、最新のMac Proも詳しく紹介しています。3号まとめて手に入れると、30年間のMacの歴史が丸わかりですよ!
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