『DN2820FYKH』
●インテル
●実売価格 1万7000円前後
せっかく本体が小型なんですから、構成もシンプルにいきたいもの。ということで選んだ液晶が、テックウインドの『On-Lap1502I』という製品です。
この液晶、15.6インチながらもフルHDで、しかもタッチ対応なんです。
さ・ら・に、なんと電源はUSBバスパワー。つまり、PCの電源さえ確保できれば使えるという、非常にステキな製品なのです。
ついでに電流を測ってみたところ、0.3~0.45アンペアくらいで、USBから取る電力としては安全圏です。……って、3ワットも消費しないことにビックリですよ。なにこれスゴイ。
↑液晶にどのくらい電流が流れるのか調べた結果、0.3〜0.45アンペアくらい。びっくりするほど省電力。 |
電力といえば、ベンチ中の消費電力で10ワット以下だったのですが、実はそのときに考えたのが、
「12ボルトだと1アンペア以下だから、電池で動くのでは?」
ということでした。ノートを動かせるような大型バッテリーなら動くことは目に見えているので、ここはあえて、単3形電池でチャレンジしてみましょう。
まずはNi-MH充電池。
↑電池ボックスに外径5.5ミリ内径2.5ミリの電源用コネクターを半田付けした、お手製バッテリーです。 |
1本あたり1.2ボルトなので、10本直列に接続します。電源ボタンを押してみると……
見事に起動!
無線LANを使ったウェブ巡回テストをやったところ、約2時間40分ほど動作しました。冗談のハズがまさか乾電池で動くとは……。
調子に乗って液晶もUSB給電で動かしてみたのですが、こちらも問題なし。液晶がタッチ対応なので、ごっついタブレットPCみたいな感覚です。まー、本物のタブレットPCと違ってバッテリー残量が不明なので、いつ電源が落ちるのかという恐怖はありますけど。
ということで、今週発売の週刊アスキーテストレポートのページでは、電池駆動のNUC+液晶のほかに
となっております。ぜひ、こちらのレポートもご覧あれ。
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