国内外の噂系サイトで3月23日から3月29日までに出回った内容をまとめました。
日本経済新聞が、iPhone6についての噂を追認するかのような記事を掲載したことで、iPhone6が2種類の液晶サイズでリリースされるという情報が現実味を帯びてきました。これに関連して判明したのがシャープ(株)の動きです。iPad mini Retinaの液晶パネル製造で供給量を減らされたという噂があったシャープですが、これはiPhone6用の液晶パネルの生産に注力するための変更だったようですね。現在、ほぼApple専用工場と化している三重県の亀山第一工場でiPhone6用の液晶パネルの製造が始まるようです。
そのほか、総務省の指導で5万円や7万円などの高額な現金キャッシュバック施策は、そろそろ終焉を迎えるようです。iPhone6の噂がかなり出てきている状態ですが、iPhoneを安く手に入れたいのなら今がチャンスですね。
3/24 5月1日、北九州にApple Premium Resellerが誕生!
株式会社コスモネット(外部サイト)が、昨年3月末にオープンした、「C smartららぽーと横浜店」に続き、5月1日に「C smartリバーウォーク北九州店」をオープンするとのこと。これで全国kのApple Premium Resellerは7店舗になりました(閉店した店舗を除く)。ちなみい九州には、福岡県・博多にApple Store、鹿児島県にApple Premium Resellerの「OPSIA misumi」があります。C smartリバーウォーク北九州店の最寄り駅は西小倉駅です。また、5月下旬には同じ商業施設にApple製品の修理サービスを提供する正規サービスプロバイダとして「カメラのキタムラ リバーウォーク北九州店」が開店するそうです。福岡県近辺のAppleユーザーにはうれしいニュースですね。ちなみに私の出身地は小倉です。
3/24 TSMCのApple A8製造は難航か
EMSOne(外部サイト)によると、台湾TSMC社が製造中の次期iOSデバイス用プロセッサーであるApple A8の製造で苦戦しているそうです。Apple A8は20nmプロセスで製造されますが、この影響でTSMCが予定していた16nmプロセスでの製造ラインでの試作が当初より2カ月後ろにずれて2014年末になるとのこと。先週のニュースでは歩留まり率が向上して好調だという噂でしたが、どうなってるんでしょうか。
3/24 iPhoneが安くなるか?バッテリー生産ラインを自動化
DigiTimes(外部サイト)によると、AppleはiPhone用バッテリーの生産ラインを自動化する方針とのこと。人件費の抑制が主な狙いのようです。ちなみに、Mac ProやiMacではすでに製造の自動化が進んでいるそうです。中国では製造業で働く意欲のある若者が減っていて、人件費の高騰や高い離職率が問題になっているそうです。
3/25 ゲームを楽しめる次期Apple TVは9月までにリリース
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、ゲームを含むアプリを利用可能になる次期Apple TVは2014年前半、つまり9月ごろまでにリリースされるとのこと。OSはiOSのApple TV専用版となるそうです。既存のApple TVもソフトウェアアップデートにより、同様の機能が利用可能になるかもしれないそうです。
3/25 App Storeの検索性能が向上?
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、AppleはApp Storeでの検索機能を強化しているとのこと。具体的には、検索結果に関連した単語を自動表示する機能が加わるそうです。従来の検索機能はかなり精度が低いのでユーザーにとっては朗報ですね。
3/25 Haswell Refreshは4月発売
DigiTimes(外部サイト)によると、米インテル社のプロセッサーであるHaswellの改良版であるHaswell Refreshは4月11日にリリースされるとのこと。具体的には、Core i3の4360/4350//4150、Core i5の4690/4590/4690S、Core i7の4790/4790S/4790T/4785Tなどが発表されるそうです。また、ハイエンド向けのの「Haswell-EプロセッサーやX99チップセットは、7〜9月のリリースになるようです。さらに次期アーキテクチャーのBroadwellは、ノート向けが2014年10〜12月、デスクトップ向けが2015年1〜3月に登場するとのこと。MacBook Pro Retinaの2014年版は年末あたりのリリースになるかもですね。
3/26 次期MacBookは9月以降、AirはRetina化へ
DigiTimes(外部サイト)によると、次期MacBookシリーズの発売は2014年後半になるそうです。2014年の出荷台数は2013年の1200万台から約15%減り990〜1000万台程度になるとのこと。ちなみにRetinaモデルの需要は、3月に入って大幅に減少しているようです。
3/26 iPhoneで新たな絵文字を使えるかも
「気になる、記になる…」(外部サイト)経由、MTV Act(外部サイト)によると、Appleはユニコードコンソーシアムと連携して仕様をアップデートするそうです。次期は未定ですが、iPhoneなどで使える絵文字が増えるかもしれませんね。ただ、アジアではLINE、欧米ではWhatsAppなどのメッセージングアプリが普及しているので、いまさら追加してもなぁという気はします。
3/26 台湾メーカーがiWatch製造のため製造ラインを確保か
EMSOne(外部サイト)によると、台湾インベンテック社が南京工場でiWatchを製造するかもしれないとのこと。同工場は中国シャオミ社のスマホの主力工場ですが、インベンテックがiWatchの製造を獲得したことや、南京工場が整備を増強したことからの噂です。
3/26 Apple純正「マップ」アプリの責任者が退職
Tech Crunch(外部サイト)によると、Appleで純正「マップ」アプリの評価・品質担当のディレクター職にあったキャシー・エドワーズ氏が退職したそうです。一定の成果を得られたことによる退職なんでしょうか。
3/26 元デルタの副社長がオンラインのApple Storeの副社長に
MacRumors(外部サイト)によると、デルタ航空でマーケティングやeコマースの担当副社長(バイスプレジデント)だったボブ・カプベンス氏が、オンラインのApple Storeの担当副社長に就任したそうです。
3/26 TSMCの20nmプロセス製造は好調に推移
EMSOne(外部サイト)によると、台湾TSMC社が進めてる20nmプロセスでのプロセッサー製造は好調のようです。メリルリンチ台湾からの情報のようです。先週の噂を肯定する内容ですが、2日前の噂を真逆の内容ですね。
3/26 iPhone6はカメラ性能がさらに向上して薄型に
Apple Insider(外部サイト)によると、iPhone6はカメラモジュールが改良され、画質が大幅に向上するようです。具体的には、イメージセンサーを2基搭載し、一方で輝度、もう一方で彩度/カラーの情報を記録することでノイズなどを低減できるという特許を取得しているそうです。モジュール自体も小型化できるため、iPhone本体がより薄くなる可能性があります。そのほか、セキュリティーに関する特許も取得しており、現在地によってセキュリティーの設定を変更できるようになるとのこと。具体的には、自宅では4桁のパスコード入力、屋外ではTouch IDによる認証という感じで使い分けられるようです。
3/27 台湾と中国のメーカーが次期iPhoneのバッテリーを製造
EMSOne(外部サイト)によると、台湾のシンプロ・テクノロジー社とデサイ・バッテリー・テクノロジー社がAppleからバッテリーの製造を請け負うそうです。デサイが50%以上を供給するようです。台湾ダイナパック社は受注争いから脱落したとのこと。ただ、受注量などは明らかになっていないので、脱落したダイナパックや中国サンワダ社が巻き返しを図っているそうです。
3/27 iPhoneの組み立て会社がコンタクトレンズ業界へ参入
EMSOne(外部サイト)によると、iPhone5cの製造を請け負っていることで知られる台湾ペガトロン社がコンタクトレンズ市場への参入を検討しているとのこと。利益率の高さが魅力のようです。台湾紙の「経済日報」の情報です。ペガトロンのコンタクトレンズ、ちょっと着けてみたい気が……。
3/28 台湾メーカーがApple A8用基板を供給開始
EMSOne(外部サイト)によると、台湾キンサス社がApple A8向けのIC基板の共有を開始したとこと。具体的には、20nm製造プロセス用のフリップチップ・チップスケールパッケージ(FCCSP)基板だそうです。FCCSP基板とは、簡単にいうとCPUなどのデバイスの心臓部の部品をひとまとめにした基板です。スマホなどの小型機器で採用されることが多いようです。
3/28 次期iPhoneは4.7と5.5インチに——日経報道
日本経済新聞(外部サイト)によると、次期iPhoneの液晶サイズは4.7インチと5.5インチの2種類となり、発売は9月になるそうです。液晶パネルの供給元は、シャープ(株)、(株)ジャパンディスプレイ、韓国サムスン電子社になるもよう。指紋認証や液晶パネル駆動ICなどの生産はすでに始まっており、液晶パネル自体も4〜6月に生産されるそうでう。4.7インチ/5.5インチとも解像度は従来に比べて向上すると見られています。特に目新しい情報はありませんが、日経が出したという点で注目ですね。最近は飛ばし記事も多いんですが。
3/28 総務省の介入でスマホのランニングコストが下がるかも
日本経済新聞(外部サイト)によると、総務省はMNP(ナンバーポータビリティー)を利用したキャッシュバック施策の抑制に動いているとのこと。高額なキャッシュバックの原資を確保するために、通信料金が高止まりしていることを問題視しているそうです。具体的な施策としては、SIMロック解除の徹底、MVNO業者への支援策などが盛り込まれるようです。現在、大手3キャリアは「MNPしないと損」という施策を猛烈に打ち出していますが、これって長い目でみると逆効果ですよね。現金5万円、現金7万円もらえるので、解約手数料などを差し引いても「得をしているようにみえる」キャッシュバック施策に抗える消費者はいないと思うので。
3/28 シャープが6月からiPhone6用の液晶パネルを量産へ
共同通信(外部サイト)によると、シャープ(株)は6月からiPhone6用の液晶パネルを、三重県の亀山第1工場で量産するとのこと。亀山第1工場は現在、Apple専用工場と化しているようです。iPhone6の発売は、今夏もしくは今秋とのこと。
3/28 iPhone6の背面パーツの設計図が流出か
「気になる、記になる…」(外部サイト)経由、(外部サイト)によると、iPhone6とみられる背面パーツの設計図らしきものが流出しているそうです。サイズは、縦150×横85mmとなっており、縦123.8×横58.6mmのiPhone5sよりも大型です。ただし、カメラ穴がないなど本物がどうかは疑わしいかも。一見するとXperia Z系ですね。
3/28 WWDC2014は6月9日開催か
「気になる、記になる…」(外部サイト)経由、AppAdvice(外部サイト)によると、Appleが毎年開催する開発者向けイベントであるWWDC(Worldwide Developers Conference、世界開発者会議)は、6月9〜13日の期間に開催されるとのこと。正式発表は4月23日の予定だそうです。正式発表は例年4月の第4水曜日、開催は例年6月の第2週なので、まあそんなもんかと。会場となる、米国・サンフランシスコのモスコーンセンター・ウエストのイベントスケジュールは6月前半が白紙になっているそうです。
3/29 AppleがOS X 10.9.3を開発者向けに配布
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleは開発者に向けてOS X 10.9.3を配布したとのこと。ビルド番号は13D28です。フォーカスエリアは、オーディオ、Safari、USB経由でのiTunesでの連絡先/カレンダーの同期となっています。
3/29 Office for iPadに印刷機能を搭載へ
「気になる、記になる…」(外部サイト)経由、iMore(外部サイト)によると、米マイクロソフト社は日本を除く135の国や地域で配布が始まったiPad版Officeに印刷機能を搭載することを予定しているそうです。マイクロソフトの広報が明らかにしたそうです。印刷機能よりも日本での配布を早急に実施してほしいところです。
さて、好評発売中のMacPeople5月号(3月28日発売)は、Macintosh30周年特集第3弾!「History of Mac OS」と題して、初代MacintoshのSystem 1.0から最新のOS X Mavericksまで歴代Mac OSが受け継いできた仕組みや機能を隅々まで紹介しています。そのほか、WindowsからMacへの乗り換え術、iOS 7.1の新機能紹介、iBeaconの活用テクニックまで盛りだくさんです。
|
またMacPeople 4月号では、Macintosh30周年特集第2弾として、Macintosh PortableやPowerBookなど歴代ノート型Macをたっぷり紹介しています。そのほか、2014年知っておきたい最新テクノロジー解説、Googleサービス使いこなし術、MacやiPhone/iOSのトラブル解決技など、じっくり楽しんでいただけること間違いなしです。そしてMacPeople 3月号は、Macintosh30周年特集第1弾として、「30th Anniversary Macintosh」を掲載しています。歴代の一体型/デスクトップ型として初代MacintoshからSE、SE/30、Color ClassicなどのコンパクトMac、Macintosh IIやIIci、IIsi、IIfx、LC475などのセパレート型Macの驚愕のテクノロジーをひも解いていきます。また第2特集では、最新のMac Proも詳しく紹介しています。3号まとめて手に入れると、30年間のMacの歴史が丸わかりですよ!
|
|
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります