中国のOPPOは2Kディスプレイ搭載としては世界最小サイズとなる『OPPO Find 7』を発表しました。ディスプレイは2K(2560x1440ピクセル)対応、デュアルLTEに対応した同社のフラッグシップモデルとなります。高機能なカメラや急速充電機能も魅力の新製品です。
↑発表会は3月19日、北京で開催。
↑2Kディスプレイ搭載、デュアルLTE対応のFind 7。
『OPPO Find 7』の本体サイズは152.6x75x9.2mm、170g。ディスプレイは5.5インチで解像度は2K(2560x1440ピクセル)。なお同じディスプレイサイズで解像度がフルHD(1920x1080ピクセル」の“Find 7ライト版”も別途発売されます。
↑大手メーカーを差し置いて2Kディスプレイを採用。
↑世界最小の2Kディスプレイスマホ。
OPPOは昨年秋に6インチで2Kディスプレイ搭載のスマートフォンを開発すると発表しましたが、6インチでは片手で持ちにくいということもあり、5.5インチサイズで再開発。2Kディスプレイ搭載の製品としては世界最小サイズとのことです。
↑2.5GHzクアッドコアCPU、RAMは3GB。
CPUは2.5GHzのクアッドコア(Snapdragon 801)、RAMは余裕の3GBを搭載。本体メモリは32GB。なおライト版は2.3GHzクアッドコアCPU(Snapdragon 800)、RAM 2GB、ROM16GBとなります。マイクロSDカードスロットは128GBまでのメモリカードに対応。
↑5000万画素相当の高画質撮影も可能なカメラ。
Find 7はカメラ機能も大きく強化されています。メインカメラの画質は1300万画素。F2.0と明るいレンズを搭載しています。RAW形式での撮影が可能な他、最大32秒という超時間露光も可能。さらには1300万画素で10枚の写真を多重撮りすることで5000万画素相当の高画質な写真を撮影することも可能とのこと。これはぜひとも試してみたい機能でしょう。
↑迫力のサウンドを実現するMaxxAudio。
音楽再生能力も高く、MaxxAudioの搭載により臨場感あふれる重低音の再生も可能。イコライザーを使い好みの音質をカスタマイズすることも可能とのこと。
↑4G時代の悩みといえばバッテリー。
バッテリー容量は3000mAh(ライト版は2800mAh)。比較的高容量なものを搭載していますが、4G対応、2Kディスプレイというバッテリーを食いまくるスペックを搭載しているだけに、その持ちは気になるところ。
↑わずか30分で75%の急速充電が可能。
Find 7はVOOC技術による高速充電に対応することで、従来より4倍の高速充電を可能にしています。5分間の充電で2時間の通話が可能、30分の充電でバッテリーを75%まで充電することができます。朝起きたら充電を忘れてしまい通勤通学時にスマートフォンを使えなかった、なんてことも無くなるのです。
↑TD-LTEとFDD-LTEに対応、グローバルで使える。
OSはAndroid 4.3をベースにUIをカスタマイズしたColor OS 1.2を採用。通信方式は中国版がTD-LTEとFDD-LTE、W-CDMA、TD-SCDMA、GSMに対応。なおアジアやアメリカでも発売が予定されており、それぞれの国で通信方式は異なります。
↑本日発売開始、日本でも売ってほしい。
本体価格は3498人民元、約5万7200円で早ければ5月に発売予定。一方ライト版は2998元、約4万9600円で本日3月20日から中国国内で販売が始まりました。フルスペックを搭載しているだけではなく本体の質感も高く、なんといっても2Kの超高解像度ディスプレイは非常に魅力的。海外ではオンライン販売で販路を広げていますが、ぜひ日本でも販売してほしいところです。
↑ウェアラブルなO-バンドも登場。
なおスマートフォン以外にもライフログを記録できるウェアラブルデバイス『O-バンド』も発表されました。モデルはFind 7の本体カラーに合わせたブラックとホワイトの2色。2014年のOPPOはハイエンドスマートフォンやアクセサリが次々に登場する予定で、目が離せないメーカーになることは間違いないでしょう。
●関連サイト
OPPO『Find 7』
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