Facebookの大きな収益源が広告であることはよく知られている。直近の2013年第4四半期では、広告収入は23.4億ドル。過半数にあたる53%がモバイル広告で、さらに前年同期比で76%もの増収であったことはちょっとした話題になった。
さて、そんな絶好調なFacebook広告で、ちょっと信じられないような掲出を昨晩目撃してしまった。
ご存知のようにFacebookにはさまざまな広告がある。
ある企業の記事への投稿(いいね!)やチェックインなどを起点にしてニュースフィードに表示されるものや、Fbページのタイムライン投稿をスポンサー広告として表示するものなど、日常的に目にしているものは多い。
僕が目撃したのは、そんななかで右コラムに表示されるもっともオーソドックなもの。いわゆる『Facebook広告』と呼ばれているものだ。
調べてみると、比較的簡単に、かつ絞り込めば比較的低いコストでも実施することができるようだ。
とはいえ、この内容はちょっとどうなの?と思わずにはいられない。これだ。
極めてカジュアルに、風俗系の広告。
Facebookでこの手の広告を目にするとは思っていなかったので、思わず2度見というか5度見くらいしてしまった。
ちなみに、AD内に使われていたキャプション左隣の顔写真、なんとなく“匂う”気がしたので画像検索で調べてみたところ、ドンピシャ。某事務所所属のタレントさんの写真だった(そのため、モザイク処理を入れている)。
とても許諾を出しているような気がしないのだけれど、事務所は知っているのだろうか?
ちなみに、目撃時刻は午前2時ごろ。同じことを感じた人は僕のタイムラインには多かったようで、複数の人が「この広告いいの?」とスレッドを作っていた。
Facebookもメディアだから、広告審査というものがあるはず。だとすると、今回の一件はたまたま漏れてしまったものなのか、それともほとんどチェックがスルーということなのか。
いずれにしろ、多くの人に「Facebook広告はどこへいくんだ?」と思わせる内容であるのは確かだ。
こういう、「え?」というFacebook広告はほかにもあるのかもしれない。もしみかけたら、ぜひ@weeklyasciiまで情報提供をよろしくお願いします。
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