1回シャッターをきるだけで、自分のまわり360度の全方向が撮影できる全天球写真カメラ『THETA』。撮影した写真はウェブサイトで360度パノラマVRとして閲覧できるので、実際にその場にいるかのような感覚で楽しめます。
バルセロナで開催中のMWC2014にこのTHETAを持ち込んで、各ブースで撮影してみました!
■サムスン
大手企業が集まるホール3でもっとも大きなスペースを使って展示していたのがサムスン。メインエリアはGalaxy Note3など従来モデルの展示がメイン。 発表されたばかりの『Galaxy S5』や『Gear Fit』などは脇のプレス専用ブースで公開されていました。
専用ルームは完全に回りを囲まれていて、各国からのプレスだけがハンズオン可能。とはいえプレスの数も多いので、会期当初は順番待ちになっていました。
■ソニー
ホール3で同じく広い面積を使っていたのがソニー。円形にレイアウトされたブースになっており、昨年9月にベルリンで開催されたIFAのときと似たレイアウト。ソニーさんの最近の好みのレイアウトのようです。
■ノキア
ソニーブースの向かいにあるのがノキアブース。ノキアは毎年趣向を凝らしたブースデザインになっており、今年は森の中をイメージ。ハンズオン用に用意された椅子がブランコになっていたりと、楽しいブースです。
■LG
巨大な『G Flex』がグルグルと回っているのが印象的なLGブース。ブースでの展示は発表されたばかりのミドルクラス、ローエンドモデルとなる『L90』や『L70』、『L40』といった第3世代のLシリーズがメインでした。
■ZTE
ZTEのブースにはイベントスペースが設けられており、モデルさんを使った商品紹介やダンスイベントなどを開催。多くの来場者が足を止めてチェックしていました。
■Firefox
記者発表会で最新モデルを発表したこともあり、数多くの来場者が集まっていたFirefoxブース。パノラマVRでみると、キツネのしっぽに取り囲まれているかのような印象です。
■GoPro
アクションカメラのGoProもMWC2014に出展していました。ブースでは同社の実機を使ったデモなどが行なわれていたほか、レッドブル・レーシングのF-1マシンも展示していました。
■クアルコム
チップセットメーカーのクアルコムもレーシングマシンを持ち込んで展示。こちらはクアルコムがパートナーを務める、電気エネルギーのみで動くフォーミュラカーを使った『フォーミュラ E』のマシン。
■レノボ
ホール3のノキアの奥にブースを構えていたレノボ。発表されたばかりの『YOGA TABLET 10 HD+』をはじめ、スマホからPCまで幅広く展示。ホールの端でしたが多くの人で賑わっていました。
以上主要なメーカーや企業のブースをピックアップしてみました。製品やサービスだけでなくブースにもそれぞれ特徴があって、展示会の取材をすることで、各メーカーや企業のカラーや勢いなどが感じ取ることができます。そんな現場の雰囲気をTHETAで撮影した写真で感じとれましたでしょうか?
●関連サイト
MWC
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