α6000
●予想実売価格 8万3000円前後(パワーズームレンズキット)、10万8000円前後(ダブルズームレンズキット)、6万8000円前後(ボディーのみ)
●3月14日発売予定
一般的なデジタル一眼レフと同じ“APS-C”サイズの撮像素子を搭載したミラーレス機。0.06秒のAFスピードは、APS-Cセンサー搭載デジタル一眼カメラでは世界最速。 有効画素数は2430万画素。3月14日の発売前に、CP+2014の会場でもお披露目されていたので、触ってきました!
カラバリはシルバーとブラックの2色。悩みますが、俺的にはブラックが良さげ。
見た目は、造形物としても美しさを感じるほどの凛としたデザイン。とくに気に入ったのが、ムダを省いたフラットな天面。
そして、控えめながらもしっかり存在感のあるダイヤル類。
ダイヤルを操ると、カチッカチッとちゃ~んと操作感が伝わってきます。細かいところだけど、ふだん使うことが多いだけに、高級感があってイイ!
チルト式の3インチ液晶を備え、写真では天井の明かりが反射しちゃてますが、解像度は約92万ドットで超キレイ。チルトの幅は上が90度、下は45度まで可動し、ハイアングルからローアングルまで幅広くこなせそう。
NEX-6や7でもそうでしたが、この位置にファインダーがあるのが、個人的にはのぞきやすくて◎。EVFの解像度は144万ドットで、視認性はバッチリ。んで、早速、最速のAFを体感してみたわけですが、「これは……0.06秒!」とかアスリートでもないので、正確な時間はわかりませんが速い!だってまばたきする平均の時間が0.1~0.15秒っていうんだから、そんな速度わかりませんよフツー。んでも速いのはわかる。
手元を写したあとに、ブース内の離れたところを足早に移動するカメラおじさんに照準を合わせてもピッとすぐピントが合う。しかも追尾もバッチリで、ストレスはまったくナシ。
『α6000』は、画面のほぼ全域をカバーする179点の像面位相差AFセンサーを備え、さらに追随性と高速性に優れた“位相差AF”と高精度な“コントラストAF”のいいとこどりの“ファストハイブリッドAF”を採用。
でピント位置は思いのママ。それで最速0.06秒のAFスピードというんだから、スキがない。もちろん、NFCを備えてWiFiでのスマホ連携も可能。
あと、ソニーならではの機能がアプリの追加。 とくに星の軌跡が撮れる『スタートレイル』(952円、4月24日配信予定)が気になりますミ★
堅実なミドルクラスの実力派で、上級機を食っちゃいそうなデキの良さ。目の保養&上質なモノを触るのは心とカラダにも良さそうなんで、明日まで開催中のCP+で、ぜひみなさんも触ってきてみてー。
■関連リンク
ソニー(デジタル一眼カメラα)
CP+2014
●SPEC
撮像素子 “Exmor”APS HD CMOSセンサー
有効画素数 2430万画素
動画記録 AVCHD(最大1920×1080ドット/60p、28Mbps)
ディスプレー 3インチチルト式(約92.1万ドット)
記録メディア SDXCカード、メモリースティックXC-HGデュオ
通信機能 NFC、WiFi
サイズ/重量 120(W)×45.1(D)×66.9(H)mm/約344g
※(2014年2月18日13:30修正) 『α6000』のセンサー部分について、裏面照射型“Exmor”と記述しておりましたが、裏面照射型ではありませんでした。また、関連リンクを修正いたしました。お詫びして訂正致します。
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61,000円
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97,000円
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