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2万円前後のSIMフリーでデュアルSIM搭載のタブレットを試してみた

2014年02月11日 14時00分更新

Tlostec

 TECから2月に発売されたSIMフリー7.85インチタブレット『Talostec』を借りることができたので、さっそく使い勝手を試してみました。詳しいスペックなどはこちら(関連記事)をご覧ください。

     iPad mini           Talostec
Talostec

 本体デザインは、なにかに似ているような……。なぜか机の上にあったiPad mini初代と並べて写真をとってみました。なんというか、まぁ、似てますねぇ。

 ディスプレーがIPS液晶のおかげか、解像度が低いのに見やすいという印象でした。画面サイズを4:3の比率にこだわっているとのことで、電子書籍なんかを見るときにピッタリです。

親指での入力がしやすい
Talostec

 個人的には、文字の打ちやすさのほうが好印象。両手でガシッと持って両手の親指だけで入力するのって16:9のサイズだとなかなかやりにくいんですよね。

背面はシマシマ
Talostec

 背面はタテに線が入っていて持ちやすくなっています。

デュアルSIM
Talostec

 上部をパカッと開けるとデュアルSIMが! なぜか知りませんが、このデュアルSIMにはとてもワクワクするんですよね。microSDカードとマイクロHDMIも使えます。

ボタン類
Talostec

 ボタン類は上部カメラ付近に電源、ボリュームはその近くにあります。

iPad mini
Talostec
Talostec
Talostec

 重さはTalostecのほうがやや軽く、ごろ寝しながら片手で長時間持っても大丈夫そうなレベル。

Android4.2
Talostec

 中身はAndroid4.2が搭載されています。クアッドコアのおかげでサクサクと使えますが、RAMが1GBなのがちと心もとないといったところ。バッテリーは3500mAhとのことで、一日は安心ですね。

実はファブレットだった!?
Talostec

 プリインストールの中に電話のアイコンがあるのを発見、試してみたらなんと通話対応です。デュアルSIM対応なので、海外ではこれひとつで通話とネットをまかなえそうですね。

 実はこのTalostecは技適取得をしていないため、国内では3GやWiFiなどの通信を遮断する専用ファームウェアの適用を推奨しています。ですが、適用させた後でもPCとUSB接続して通信することが可能。常にUSB接続の必要はありますが、GooglePlayも問題なく使えます。オフラインでも使えるアプリや、電子書籍、動画などを事前にダウンロードしておけば外出先でもメディアデバイスとして役立ちます。

 海外へ行く際にも、WindowsのPCからファームウェアを元に戻すことが可能ですが、アプリのデータなどは全て初期化されるのでバックアップが必要とのこと。

 飛びぬけて性能がいいわけではないですが、2万円台でこの性能なら十分ではないでしょうか。国内ではメディアや資料閲覧のタブレットとして、海外ではデュアルSIMタブレットとして活躍しそうですね。

※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

●関連サイト
TEC
Talostec商品ページ
 

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