TECから2月に発売されたSIMフリー7.85インチタブレット『Talostec』を借りることができたので、さっそく使い勝手を試してみました。詳しいスペックなどはこちら(関連記事)をご覧ください。
iPad mini Talostec |
本体デザインは、なにかに似ているような……。なぜか机の上にあったiPad mini初代と並べて写真をとってみました。なんというか、まぁ、似てますねぇ。
ディスプレーがIPS液晶のおかげか、解像度が低いのに見やすいという印象でした。画面サイズを4:3の比率にこだわっているとのことで、電子書籍なんかを見るときにピッタリです。
親指での入力がしやすい |
個人的には、文字の打ちやすさのほうが好印象。両手でガシッと持って両手の親指だけで入力するのって16:9のサイズだとなかなかやりにくいんですよね。
背面はシマシマ |
背面はタテに線が入っていて持ちやすくなっています。
デュアルSIM |
上部をパカッと開けるとデュアルSIMが! なぜか知りませんが、このデュアルSIMにはとてもワクワクするんですよね。microSDカードとマイクロHDMIも使えます。
ボタン類 |
ボタン類は上部カメラ付近に電源、ボリュームはその近くにあります。
iPad mini |
Talostec |
重さはTalostecのほうがやや軽く、ごろ寝しながら片手で長時間持っても大丈夫そうなレベル。
Android4.2 |
中身はAndroid4.2が搭載されています。クアッドコアのおかげでサクサクと使えますが、RAMが1GBなのがちと心もとないといったところ。バッテリーは3500mAhとのことで、一日は安心ですね。
実はファブレットだった!? |
プリインストールの中に電話のアイコンがあるのを発見、試してみたらなんと通話対応です。デュアルSIM対応なので、海外ではこれひとつで通話とネットをまかなえそうですね。
実はこのTalostecは技適取得をしていないため、国内では3GやWiFiなどの通信を遮断する専用ファームウェアの適用を推奨しています。ですが、適用させた後でもPCとUSB接続して通信することが可能。常にUSB接続の必要はありますが、GooglePlayも問題なく使えます。オフラインでも使えるアプリや、電子書籍、動画などを事前にダウンロードしておけば外出先でもメディアデバイスとして役立ちます。
海外へ行く際にも、WindowsのPCからファームウェアを元に戻すことが可能ですが、アプリのデータなどは全て初期化されるのでバックアップが必要とのこと。
飛びぬけて性能がいいわけではないですが、2万円台でこの性能なら十分ではないでしょうか。国内ではメディアや資料閲覧のタブレットとして、海外ではデュアルSIMタブレットとして活躍しそうですね。
※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。
●関連サイト
TEC
Talostec商品ページ
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