スマホ・タブレット向けのニュース閲覧アプリ「SmartNews」を運営するスマートニュース株式会社は2月3日、メディアに向けて事業説明会を開催した。
サルガッソー代表取締役でもある、鈴木健取締役は、SmartNewsの成長率について説明。2013年10月に200万ダウンロードを達成してから4ヵ月で、300万ダウンロード達成したと述べ、ユーザー数が順調に増加していることを説明した。なお、2014年1月の月間アクティブユーザー率(1ヵ月1度でも起動するユーザー)は75パーセントに上るという。
SmartNewsは、2012年12月にリリース後、約5ヵ月で100万ダウンロード達成し、その後約5ヵ月で200万ダウンロード達成、その後約4ヵ月で300万ダウンロード達成した。
開発を手がける、浜本階生代表取締役。SmartNewsはもともと、浜本氏が開発したソーシャルニュースリーダー「Crowsnest」の基盤技術がベースとなっている。TwitterでURLを含むツイートを言語判定、カテゴリー判定、類似判定、注目度判定など、独自のアルゴリズムでリアルタイム解析を行う。Twitterで「バズって」いれば、スマートニュースに掲出される可能性が高くなる。ニュースはトップニュースのほか、「国内」や「政治」「テクノロジー」などにジャンル分けされ、ユーザーに配信される(ジャンルは選択可)。ユーザーが見出しをクリックするとウェブブラウザー経由でニュースを配信するウェブサイトに飛ぶ。その際、「Smartモード」を選択すると、コンテンツをキャッシュし、オフラインでも読めるようになる。浜本氏はSmartNewsの特徴を、新聞のページめくりを意識した左右のスワイプと、日本語の読みやすさを追求したレイアウトだと説明。
執行役員の藤村厚夫氏は、読売新聞提供の特設チャンネル「ソチ五輪」が2月3日~2月28日の期間限定で開設したと発表。競技結果の速報・詳報のほか、選手や現地の情報などが提供される。SmartNewsには現在メディアパートナー専用の「チャンネルプラス」が21社32媒体提供されているが、現在、55社102媒体と提携、協業が進行しているという。今後課金に関しては、「積極的に取り組んでいないが、パートナー企業の要望は多い」という。
『SmartNews』
作者: SmartNews, Inc.
バージョン:1.6.0(iPhone)、1.6.3(Android)
対応OS:iOS5.0以上、Android2.2 以上
価格:無料
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