ウェアラブルガジェットが目立つCES2014。手首につけて運動量や健康状態のログをとるリストバンドも多数あるが、ゲーミングデバイスメーカーのRazerがつくるとこうなる、という製品が『Razer Nabu』だ。
『Razer Nabu』
●Razer
2つの小型ディスプレーと防水仕様、加速度計や高度計、バイブレーションなど、スペックはよく見るタイプだが、Razer独自の無線規格でほかの人が付けたRazer Nabuと相互に通信するという機能を持っているのが特徴だ。
Razerではこの機能を利用して、大規模でのオフラインゲームなどを想定しているようだ。日本なら、ハイテクな鬼ごっこといったところか。
リアルな生活の場面では、例えばRazer Nabuを着けたものどうしが握手をすると、お互いの“名刺”を交換する役割を果たしたり、TwitterやInstagramなどにその場で会ったことを投稿する、ということも想定している。
また手の動きをプログラムできるという。例えば、指ぱっちんするとスリープモードになったり、手首を振ると通知を既読にする、といった指定ができる。この通知もカスタマイズでき、会社ではソーシャルの通知を切るといった細かい設定もできるようだ。
もちろん、スマホと連携して健康状態を管理することも可能だが、Razerらしく、目標を達成するとリワードを与えるといった、ゲーム性もあるようだ。
現在、Razer Nabu用のソフト・ハード開発者用にSDKやAPIも用意しており、開発者向けに49ドルで提供する申し込みを受け付けている。
●関連サイト
製品紹介ページ
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