実機で見るThinkPad 8&新X1 Carbon:CES2014
2014年01月06日 16時45分更新
CES2014のプレス向けイベント“CES Unveiled”がMandalay Bayのカンファレンスセンターで1月5日(現地時間)に開催。複数のメーカーがひとつのホールで各製品を展示するCESのプレビューのようなイベントだ。レノボはそこで『ThinkPad 8』、『ThinkPad X1 Carbon』などの実機を展示して、世界中から集まったプレス陣で製品に近づけないほどひときわ大きな賑わいを見せていた。現地からの写真で紹介しよう。
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『ThinkPad 8』はThinkPadブランドの8インチのWindows 8.1搭載タブレット。見た目や質感などは2013年末に続々と登場した8インチタブレットと大きな違いはないが、8.3インチ(1920×1200ドット)の液晶ディスプレーは縦のアスペクト比が少し長く、横置きしたときに表示領域に余裕がありエクセルやウェブブラウザーなどの表示に力を発揮する。
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速報でも紹介しているが、別売りのクイックショットカバーを背面に回して、カメラの部分をドッグイヤーのように折り曲げるとカメラのアプリが起動する。おっと思ってしまう演出に、ThinkPadブランドだけにビジネス向けの要素が強いかと思いきや、エンターテイメントしているところがにくい。
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側面にあるSIMスロットはLTE対応とのことだが、国内ではどのような構成で投入してくるか気になるところだ。
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ThinkPad X1 Carbonは新しいモデルが発表されたが、製品名の変更はない。解像度が2560×1440ドットに変わり、タッチ非搭載モデルは14インチで世界最薄、最軽量を誇る。前モデルに比べても薄くなっている。
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最大の特徴はキーボード。ファンクションキーのある上部の列がソフトウェアのタッチキーになっていて、普段はファンクションキーなどだが、ブラウザー利用時はブラウザーのキー、ほかにもボリューム調整などソフトにより変化する。キーボードにはこだわりを持つThinkPadユーザーがどうとらえるか、日本で投入された際は日本語配列時にどのようなキーボードとなっているかを含めて気になるところ。個人的にはFnキーを多用するため、少し操作に違和感があるなど気になってしまった。
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『MIIX 2』は11インチと10インチモデルを発表。11インチが第4世代コアiシリーズ、10インチがAtomを搭載する。ドッキング型のキーボードを搭載し、取り付けるとノートPCのように使える。ユニークなのが本体の液晶を反対に取り付けることもでき、この場合はスタンドのように置けて、タブレット操作時の外部スピーカーで動画などを鑑賞できる。
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こちらにもSIMスロットがあるが、日本への投入は現時点では未定となっている。
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レノボ
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