ソニーモバイルの最新スマホ『Xperia Z1 f SO-02F』が、本日12月19日ついに発売となりました。直前まで買うかどうか迷っていたのですが、ぎりぎりで決断して買ってきちゃいました。
これまで、ずっとauユーザーだった私。調べてみたら、今月で契約期間220ヵ月でした。これには、初めて携帯を契約したツーカーセルラー東京時代も含まれていますが、それ以降MNPもせず使い続けてきた私が、ここにきてドコモへMNPしてまでXperia Z1 fを購入したのは、もちろんZ1 fが使いたかったからです。決してMNPでの高額キャッシュバックに目がくらんだわけじゃないですからね(笑)。
これがZ1 fのパッケージです。Xperiaシリーズのパッケージはどれもコンパクトですが、Z1 fも同様ですね。では、中身を見ていきましょう。
パッケージには、Z1 f本体、クレードル、ワンセグ用アンテナケーブル、マニュアルが同梱されています。USBケーブルやACアダプターは付属しません。
クレードルは、Xperia Z1用のものと同じ仕様です。ケースを取り付けた状態でも装着できるように、やや幅の広いアダプターも付いています。
後部にはマイクロUSBコネクターがあり、そこにACアダプターなどを接続することで充電が可能となります。
こちらはワンセグ用アンテナケーブル。ヘッドホンジャックに取り付けて利用します。筆者はワンセグを使う場面はほとんどないので、このケーブルを使う場面はまずないと思われます。
さて、こちらが本体です。購入したカラーは“ライム”です。鮮やかなイエローはかなり美しいです。ほかの色もなかなか良いのですが、ほかにあまりない色ですし、今回は迷うことなく決断できました。
これまで筆者が使っていたHTC J Butterfly(左)との比較です。面積は65(W)×127(H)mmとなっています。5インチ液晶のButterflyに比べ、4.3インチ液晶のZ1 fはやはりかなりコンパクトですね。ズボンのポケットに入れていても、引っかかって取り出しに苦労することは少なくなりそうです。
本体がコンパクトなので、手にもすっぽり収まります。片手で使うなら、やはりこれぐらいのサイズがいちばん扱いやすいですね。
面積は小さくなりましたが、厚さは9.4ミリと、Z1 fのほうが0.2ミリほど厚いようです。Butterflyは背面が曲面で側面に行くほど薄くなっていましたので、手に持つとZ1 fのほうが結構分厚く感じます。
重量は公称値が約140グラム。実測値も140グラムと公称値と全く同じでした。サイズは小さくなったのですが、重量はButterflyとほぼ同じです。サイズが小さいだけあって、手に持つとZ1 fのほうがややずっしり重く感じますね。
下部側面には、スピーカーがあります。また、右下の角にはストラップホールも用意されています。個人的にストラップホールの用意は非常にうれしい部分です。
左側面には、マイクロUSB、マイクロUSBカードスロット、充電端子、SIMカードスロットがあります。充電端子以外は、パッキンの付いたフタでしっかり保護されています。
上部側面には、ヘッドホンジャックがあります。防水対応ですが、キャップレスなのはうれしいですね。付属のワンセグ用アンテナケーブルはここに接続することになります。
右側面には、電源ボタン、ボリュームボタン、カメラのシャッターボタンがあります。円形の電源ボタンはXperia Zから変わらず採用されています。
裏面には、Z1と同じ2070万画素の裏面照射型CMOSセンサー“Exmor RS for mobile”カメラを搭載しています。内部の画像処理エンジンもZ1と同じなので、Z1と同等の写真が撮れます。これもZ1fの大きな魅力ですね。
液晶は、4.3インチ、720×1280ドット表示対応のトリルミナスディスプレイです。ButterflyのフルHD(1080×1920)からかなり解像度が下がってしまいましたが、サイズが小さくなったので表示画像や文字の荒さはほとんど感じられません。表示品質は、Butterflyで特に不満はありませんでしたが、Z1 fは色の深みが増して、より鮮やかに映像が表示されるように感じます。液晶表示品質は申し分ないです。
動作は、さすが最新クアッドコアプロセッサー(MSM8974、2.2GHz)を搭載しているだけあって、とにかくサクサク動きます。まだ買ってきて短時間しか使っていませんが、アプリの起動ははやいし、ブラウザーのスクロールもぬるぬる動くしで、動作にはまったく不安がありません。
気になるのは、バッテリーの持ちや、高負荷なアプリを使っているときの発熱ですが、そのあたりは使っていくなかで確認していきたいと思います。
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