日本マイクロソフトは12月19日、公式ブログにおいてWindows XPおよびOffice 2003のサポートが2014年4月9日(日本時間)に終了することをあらためて喚起しています。いわく、「Windows XP、Office 2003 のサポート終了まで、12月30日であと100日を迎えます。早めの移行をオススメします」とのこと。
ブログでは、
Q. 「サポート終了」とはどういう事ですか?どんな「サポート」があるのですか。
Q. Windows XPのサポート期間終了とはどういう事ですか。
Q. サポート終了後はWindows XP搭載パソコンは使えないという事でしょうか。
Q. Windows XPが発売されたのは2001年。サポート期間はすでに終了しているのでは無いですか?延長されたのでしょうか。
Q.まだ多くのWindows XPのユーザーがいるようですが、何故サポートを終了するのですか。
Q.セキュリティ対策ソフトウェアをインストールしていれば安全ではないのですか。
Q. インターネットに接続しなければ安全ですよね?
Q. ではWindows XPパソコンを持っている場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
Q. アップグレードすることで動作しないアプリや周辺機器もあると聞きましたが、事実でしょうか。
Q. 今使っているWindows XPパソコンのデータは新しい環境に移せますか。
Q. 移行するための費用がなかなか準備できないのですが… 。
Q. Windows Server 2003のサポートも近く終了するというニュースを見かけましたが、本当でしょうか。
以上のようなQ&Aが用意されています。
先日、警察庁でも、サイバー犯罪対策として最新環境への移行を訴えており、いよいよXPにサヨナラしなければいけない雰囲気が漂いはじめています。しかしMS広報によれば、今年の年末時点でのXP搭載PC数の予測値は、法人が723万台、一般が597万台なのだとか(出典:IDC Japan)。まだまだ途方もない数字ですね。
マイクロソフトではこのブログ以外にも特設サイトを設け、サポート終了に伴い大きなリスクが生まれることをアピールしており、さらに移行方法についての情報なども提供しています。XPをまだ使っている人は、まずは今すぐ確認することをおすすめします。
↑サポート終了に関する特設サイト。
ちなみに本日、LaVie Zを買って用なしになった旧パソコンを売りに秋葉原に行ってきたという吉田記者のタレコミ情報によれば、PCショップなどではXPパソコンを持っていくと下取り金額に上乗せをしてくれるところがあるらしいです。これを機に最新パソコンへの乗り換えを検討するというのが賢明かもしれません。
↑Windows XPから最新のWindows 8環境への乗り替えキャンペーン実施中。
■関連サイト
マイクロソフト公式ブログ
サポート終了に関する特設サイト
XPから最新環境への乗り換えキャンペーンについて
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