東京ビッグサイトで12月1日まで開催されている“第43回東京モーターショー2013”。国内14社(15ブランド)、海外18社(20ブランド)のクルマメーカーが参加していますが、会場で注目度の高かったEV(電気自動車&電動バイク)をピックアップしてご紹介します!
日産『ブレードグライダー』
大空を舞う“グライダー”をイメージしたという3人乗りスポーツカー。真上から見ると二等辺三角形に近い形の斬新デザインで、ドライバーは前方、後部座席には2人が乗るスタイルです。左右独立制御のインホイールモーターで後輪を駆動する方式。将来的に市販化の可能性もあるとのことでした。
テスラモーターズ『モデル S』
今回が東京モーターショー初出展となるテスラモーターズは、日本で来年から納車開始予定のプレミアムEVセダンを展示。最大で500キロという驚異的な航続距離を誇り、車両のコントロールはすべてダッシュボードのタッチディスプレーで行なうという先進的なつくり。米国での販売価格は60kWhモデルで6万9900ドル(約700万円)です。
BMW『i3』
BMW初の量産電気自動車で、日本では来年4月に発売予定。車体構造に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を採用して軽量化していて、車両重量は1260キロ。独自のカーテレマティクスサービスも利用できます。価格は499万円~。
カワサキ『J』
3輪電動ビークルのコンセプトモデル。前輪は2本、後輪が1本という3輪バイクで、高速走行する“スポーツモード”と安定性の高い“コンフォートモード”の2モードへの変形機能を備えています。市販化の予定はまったくなしとのことでしたが、映画『トロン』を連想させる斬新なスタイリングが注目を集めていました。
smart『smart BRABUS electric drive』
コンパクトカー『smart fortwo』のEVモデルに、ドイツのチューニングメーカーBRABUS社が専用チューニングを施したハイパフォーマンスモデル。
フォルクスワーゲン『e-Golf』
今年9月にフランクフルトで発表された『Golf』のEVモデル。日本初披露です。時速140キロでリミッターが作動し、航続距離は最大190キロ。
ヤマハ『PED1』&『PES1』
フレームを兼ねるモノコック構造のパワーユニットを共有する2輪のコンセプトモデル。『PED1』がオフロードタイプ、『PES1』はオンロードタイプです。
スズキ『EXTRIGGER』
電動スクーター『e-Let's』の電動ユニットを採用したミニモト。カシオが提供する“可視光通信”技術を搭載していて、スマホとの連携が可能です。
TERRA MOTORS『A4000i』
世界初のスマホとつながる電動バイク。iPhoneとWiFiで接続し、走行データなどの記録をクラウドに保存可能。最高時速65キロ、航続距離は65キロです。
フォルクスワーゲン『e-up!』
小型車の『up!』をベースにしたフォルクスワーゲン初の本格的量産電気自動車。航続距離は最大160キロです。
日野自動車『ポンチョ・ミニ』
コンパクトな車体で前輪駆動タイプのEVコミュニティーバス。リチウムイオン電池パックを客室の床下に収納しており、フラットな超低床を実現しています。
日産『e-NV200』
ディーゼル車やガソリン車のバンと同等の室内スペースや実用性を備える電気商用車。グローバル展開が予定されており、日本市場へは来年度中に投入予定です。
ヤマハ『EVINO』
リーズナブルな価格帯での提供を目指すEVスクーターの提案モデル。ベースは女性を意識したスクーター『Vino』です。
プロッツァ『ミレットEV100』
航続距離100キロを実現した電動スクーター。軽量薄型のリチウムイオンバッテリーを2個搭載する“デュアル・バッテリーシステム”を採用しています。
●関連サイト
第43回東京モーターショー2013
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