11月15日より発売するイー・モバイル版『Nexus5』。いち早く実機を試せたので、Google Play版との違いなど、気になるところをチェックしてみました。
見た目の違いはない
さて外観的な違いですが、本体にも外箱にも全く違いがありません。デザイン的にピックアップされがちなキャリアロゴも一切なし。
ソフトウェア的に見ても、APNの自動設定やキャリア表示以外はほぼPlay版と同じ。イー・モバイルといえばワンタッチでテザリングができる“Pocket WiFi”ウィジェットが特徴的ですが、Nexus5には搭載されていません。(もちろんテザリングはできます!)
本当にSIMフリーなの?
イー・モバイルのスマホは基本SIMフリー端末ですが、Nexus5も同様です。試しに、ドコモのMVNOである“OCNモバイルONE”の500Kbps定速プランのSIMを挿してみましたが、APNを設定後、無事認識して通信できました。
また、Googleのテストファイルがきっちり入っているらしく、SIMを挿し替え直後にb-mobileやIIJのAPNが表示されました。なお、Nexus5のイー・モバイルSIMは端末固有番号を確認して認証しているため、ほかの端末に挿しても利用することはできません。
LTEが快適!
あくまでも参考程度ですが、帰宅する人が多くなる17時の飯田橋駅で計測したところ、5回平均で下り10.5Mbps、上り15.4MbpsのLTE接続が可能。現状ではイー・モバイルの1.7GHzのLTEとソフトバンクの2.1GHzのLTEが利用できるので、エリア面も期待できそうです。
また、ネットワークの接続するNetworkモードの選択も可能なので、LTEエリア外にいる場合やバッテリーのもちが不安になった場合は3Gに限定することも可能です。
このように、やはりGoogle Play版とほぼ遜色なく使えるイー・モバイル版Nexus5。日本でLTE通信をかなり使いたいというかたは、ぜひ検討してみてください。
Nexus5 EM01L
キャリア:イー・アクセス
メーカー:LGエレクトロニクス・Google
予想実売価格:1万円前後
11月15日発売予定
●関連サイト
イー・モバイル Nexus5製品ページ
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